感染症危機管理と自治体 新型コロナから考えるこれからの公共政策
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コロナ禍の経験を今後の自治体運営に活かすために!
いま考えておきたい これからの感染症対策
「国」「自治体」「住民」3つの視点から新型コロナへの対応と課題を分析。
これからの自治体に求められる「感染症危機管理」を検討します。
▼国の施策を振り返る
「緊急事態宣言」「まん延防止等重点措置」などの政府対応や、「専門家会議」等の会議体、「特措法」といった法制度などこれまでの国の施策を多角的に分析・検証します。▼自治体の課題を洗い出す
実際に「保健所」で対応にあたった現役自治体職員が、当時の現場の様子を振り返り、自治体対応の課題を洗い出します。 また、制度上の問題や今後の課題を検討します。▼住民と情報の在り方を考える
コロナ禍においては「買いだめ」「自粛警察」等の不適切な住民行動が繰り返し問題になりました。
時代とともに変化する情報発信の在り方を考えます。
目次
第Ⅰ部 公共政策としての感染症対策
第1章 「公共政策」としての新型コロナウイルス感染症対策 ―自治体の対応と「健康危機管理」の構築
第2章 政府の感染症対応と政策過程
第3章 コロナ感染症対策の政策手段
第Ⅱ部 コロナ対策と自治体の対応
第4章 コロナ感染症対策をめぐる自治体対応 ―昭和型から令和型行政システムへの移行
第5章 地域保健・公衆衛生に関する法律・計画と感染症対策
第Ⅲ部 自治体情報と市民行動への影響
第6章 自治体による情報提供と住民の行動変容 ―代表官僚制論からの接近
第7章 コロナ禍における人間行動