裁判員裁判の評議を解剖する

販売価格: 4,950円 税込
- 数量
- 著者
- 森本郁代/北村隆憲/小宮友根/三島 聡/サトウタツヤ/國井恒志・著
- 発行元
- 日本評論社
- 発刊日
- 2023-04-04
- ISBN
- 978-4-535-52662-4
- CD-ROM
- 無し
- サイズ
- A5判 (320ページ)
模擬裁判・評議の会話分析によって、評議を可視化し、「裁判官と裁判員の協働」に向けてより良い評議メソッドの提言を目指す。
【目次】
はじめに 裁判員裁判の現状の紹介と簡単な本書の概要、共同研究の経緯(森本)
第1部 裁判員裁判における評議の問題点と会話分析研究の必要性
第1章 裁判員裁判における評議研究の必要性・重要性(三島)
第2章 評議の会話を研究する意義――会話分析によるアプローチ(北村)
第3章 評議を「会話参加者の観点」から分析する――評議会話の量的研究と会話分析(北村)
第2部 裁判官と裁判員の対等な関係性とはどのようなものか
第4章 裁判官の質問の宛先と裁判員の答え方(小宮)
第5章 「教室型コミュニケーション」はどのように生まれるのか――評議における「話し手」と「聞き手」のふるまいの分析から(森本)
第6章 意見の「専有」から「共有」へ――付箋紙法と評議における意見表明の会話的環境(小宮)
第3部 裁判官と裁判員の意見の交流はどのように行われているか
第7章 評議では意見をいつどのように述べればよいのか――裁判官と裁判員のディスコミュニケーションの観点から(森本)
第8章 裁判官と裁判員は議論の枠組みをどのように捉えているのか(森本)
第9章 裁判官による評議「マネジメント」の一側面――会話資源としての「後ろの位置」における発言(北村)
第4部 国民の「健全な常識」とは何か
第10章 裁判員は何者として意見を述べるか――評議における参加者のアイデンティティと「国民の健全な常識」(小宮)
第11章 裁判員は常識モデルをいつどのように使うか(小宮)
第5部 心理学・刑事法学・裁判実務からみた評議の会話分析研究
第12章 心理学からみた評議の会話分析研究(サトウ)
第13章 裁判実務からみた評議の会話分析研究(國井)
第14章 刑事法学からみた評議の会話分析研究(三島)
おわりに(森本)
【目次】
はじめに 裁判員裁判の現状の紹介と簡単な本書の概要、共同研究の経緯(森本)
第1部 裁判員裁判における評議の問題点と会話分析研究の必要性
第1章 裁判員裁判における評議研究の必要性・重要性(三島)
第2章 評議の会話を研究する意義――会話分析によるアプローチ(北村)
第3章 評議を「会話参加者の観点」から分析する――評議会話の量的研究と会話分析(北村)
第2部 裁判官と裁判員の対等な関係性とはどのようなものか
第4章 裁判官の質問の宛先と裁判員の答え方(小宮)
第5章 「教室型コミュニケーション」はどのように生まれるのか――評議における「話し手」と「聞き手」のふるまいの分析から(森本)
第6章 意見の「専有」から「共有」へ――付箋紙法と評議における意見表明の会話的環境(小宮)
第3部 裁判官と裁判員の意見の交流はどのように行われているか
第7章 評議では意見をいつどのように述べればよいのか――裁判官と裁判員のディスコミュニケーションの観点から(森本)
第8章 裁判官と裁判員は議論の枠組みをどのように捉えているのか(森本)
第9章 裁判官による評議「マネジメント」の一側面――会話資源としての「後ろの位置」における発言(北村)
第4部 国民の「健全な常識」とは何か
第10章 裁判員は何者として意見を述べるか――評議における参加者のアイデンティティと「国民の健全な常識」(小宮)
第11章 裁判員は常識モデルをいつどのように使うか(小宮)
第5部 心理学・刑事法学・裁判実務からみた評議の会話分析研究
第12章 心理学からみた評議の会話分析研究(サトウ)
第13章 裁判実務からみた評議の会話分析研究(國井)
第14章 刑事法学からみた評議の会話分析研究(三島)
おわりに(森本)