まんがですっきりわかる フリーランスのためのインボイスと消費税

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インボイスについて最低限知っておかなければいけないことをまとめました!
本書は、フリーランスの方をはじめとする個人事業主の方々、特に現時点で消費税の免税事業者の方を対象としています。事業者としてはじめて消費税に関わる中で、疑問に感じるであろう部分をできるだけわかりやすく平易な言葉で解説しています。また、マンガを入れて読みやすいように構成しています。
免税事業者のフリーランス等の個人事業主の方が、これから始まる消費税のインボイス制度に向けて、まずはその制度を理解した上で、消費税を納める課税事業者に変更するのか、それとも免税事業者のままでいるのかについての判断基準を解説します。そして、課税事業者になることを選択したのであれば、いつまでにどんな手続きが必要なのか、また課税事業者になった際に消費税の納税をできるだけ少なくするにはどんな方法があるのか、そのときの注意点は何か、についてお伝えしていきます。
また、インボイス制度に反対する声が上がる中、政府が令和5年度税制改正大綱の中で免税事業者に配慮した「激変緩和措置」と言われる2割特例を出してきました。現在のところ3年間だけの特例措置ですが、消費税の負担を抑えることができる特例ですので、この点の活用法もまとめて紹介します。
目次
Part1 いまさらだけど消費税はこんな仕組み
消費税を負担しているのはいったい誰ですか?
消費者が負担した消費税は納付されているでしょうか?
インボイス制度が始まるとどうなるのでしょうか?
Part2 インボイス制度でこれまでとここが変わる
そもそも「インボイス」って何ですか?
登録番号は適格請求書発行事業者の証明?
インボイス制度によって手取り額は増える?減る?
免税事業者との取引をやめる企業が増える?
Part3 免税事業者を継続するかどうかの判断基準
このまま免税事業者を続けても大丈夫ですか?
免税事業者を継続できそうなケースって?
登録申請は今すぐしないとダメですか?
Part4 適格請求書発行事業者になるために必要な手続き
登録申請はどういう手順で行うのでしょうか?
登録申請書の提出期限はいつなのでしょうか?
登録事業者になるのはいつにしたらよいでしょうか?
登録申請書ってどんな書類なのでしょうか?
屋号や旧姓は登録できないのでしょうか?
免税事業者に戻ることはできないのでしょうか?
Part5 消費税の計算方法は2種類ある
消費税ってどうやって計算するのでしょうか?
原則的な計算方法(原則課税制度)だといくら?
簡易的な計算方法(簡易課税制度)だといくら?
簡易課税制度を選択するには手続きが必要?
簡易課税制度を選択したら2年間の縛りがある?
棚卸資産が多い場合は違う対応が必要?
Part6 インボイス制度で経理実務のここが変わる
請求書の書き方はこれまでと同じで大丈夫?
消費税の端数処理はこれまでと同じで大丈夫?
請求書の保存方法はこれまでと同じで大丈夫?
振込手数料や値引の処理はこれまでと同じで大丈夫?
Part7 令和5年度税制改正でフリーランスの負担が激減
税制改正でどのような特例が認められたのでしょうか?
Part8 はじめての消費税の確定申告
消費税の申告書はどうすればよいでしょうか?
Part9 8つの業種でケーススタディ
WEBデザイナー等をしている免税事業者
小売店を経営している免税事業者
喫茶店や料理店等の飲食店を経営している免税事業者
AmazonなどのECサイトで商品を販売している免税事業者
インストラクターや習い事教室の先生をしている免税事業者
司法書士や行政書士といった士業を仕事としている免税事業者
個人の大家さんで免税事業者
副業で事業をしている免税事業者
索引