交通事故医療法入門(第2版)
販売価格: 4,400円 税込
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交通事故紛争処理を担う初心者に紛争処理の知識・技術、交通事故医療の知識・情報を提供し、実務を的確に行い問題解決に導く入門書。
交通事故において問題となる医療を「交通事故医療」と捉え、医学的知見、法的問題の両面から考察する。弁護士、司法書士、行政書士、損保関係者、裁判官などのうち交通事故紛争処理を担う初心者に対して、紛争処理の知識・技術に加え交通事故医療に関する知識・情報を提供し、実務を的確に行い諸問題の解決に導くための入門書最新版。
【目次】
はしがき
凡例
第1部 理論編
アプローチの基本
I はじめに
II 不法行為法の目的
III 交通事故損害賠償法の展開
交通事故医療法の要点
I 裁判における因果関係の立証
II 交通事故医療訴訟における素因の扱い
III 割合的認定論と法的構成
IV 研究と実務との架橋
第2部 実務編(総論)
I 民事交通事故訴訟と医療
II 医学的判断と法律的判断
III 医学的知見と法律的判断
IV 法律的判断を導く立証
第3部 実務編(各論)
第1章 脊椎脊髄疾患
I 医学的知見
II 法的問題
第2章 むち打ち損傷
I 医学的知見
II 法的問題
第3章 低髄液圧症候群(脳脊髄液漏出症・脳脊髄液減少症)
I 医学的知見
II 法的問題
第4章 胸郭出口症候群
I 医学的知見
II 法的問題
第5章 目に見えにくい後遺障害
第6章 高次脳機能障害
I 医学的知見
II 法的問題
第7章 非器質性精神障害,PTSD
I 医学的知見
II 法的問題
第8章 RSD・CRPS
I 医学的知見
II 法的問題
第9章 損害算定が問題となる傷病
第10章 変形障害
I 脊柱変形
II 鎖骨変形
III 腸骨採取による骨盤骨変形
第11章 下肢障害
I 下肢短縮
II 腓骨の偽関節
第12章 上肢障害
I 腱板断裂・損傷
II 三角線維軟骨複合体(TFCC)損傷
第13章 関節機能障害
I 関節可動域
II 後遺障害等級認定
III 関節可動域の測定
IV 神経症状との鑑別
V 他の所見との整合性
第14章 その他の障害
I 醜状障害
II 味覚・嗅覚障害
III 歯牙障害
IV 脾臓喪失
第4部 手続編
第1章 訴訟前の手続
I 示談交渉
II 保険会社への請求
III 後遺障害の認定
IV 手続の選択
第2章 訴訟
I 管轄
II 当事者
III 医証
IV 人証
V 鑑定
VI 専門委員
VII 訴訟手続
VIII 民法改正について