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こんなときどうする 法律家の依頼者対応 聞き方・伝え方の少しの工夫で事態を好転させる!

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こんなときどうする 法律家の依頼者対応 聞き方・伝え方の少しの工夫で事態を好転させる!

販売価格: 3,190円 税込

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著者
京野哲也・編著 中川佳男/岡 直幸/沖田 翼・著
発行元
学陽書房
発刊日
2023-08-31
ISBN
978-4-313-51204-7
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (196ページ)
その場面、経験豊富な弁護士なら、こう聞く&こう伝える!

依頼者の気持ちを受け止めた上で、納得を得るための事例集!

本書は、弁護士と依頼者とのコミュニケーションにスポットを当て、
実務で直面する「困った場面」や「特に丁寧な対応が求められる場面」をピックアップし、
弁護士の聞き方・伝え方・受け止め方を解説しています。

各場面について、依頼者の不満が溜まってしまう「通常の対応例」と、
依頼者の気持ちをしっかり受け止めた上で、スムーズに誘導する「工夫例」を徹底比較。

いつもの聞き方・伝え方を少し変えて、良好な関係の構築を!

目次
第1部 この場面ではこう話す 状況別にみる依頼者対応

第1章 依頼者と出会う場面

【例1-1】 相談者とファーストコンタクトの場面で
【例1-2】 相談者が緊張してなかなか話し出せないとき
【例1-3】 相談の主題は何かを知りたいとき
【例1-4】 相談者に話を始めてほしいとき
【例1-5】 相談内容が難しいときの相づちの打ち方
【例1-6】 相談者が「先生」と言いにくそうにしているとき
【例1-7】 「時間は十分ありますか?」と言われたとき(1)
【例1-8】 「時間は十分ありますか?」と言われたとき(2)
【例1-9】 「お若いですね。弁護士何年目ですか?」と言われたとき
【例1-10】 予約電話で法律相談時の第三者の同席を求められたとき
【例1-11】 法律相談に相談者が第三者と共に来所したとき(1)
【例1-12】 法律相談に相談者が第三者と共に来所したとき(2)
【例1-13】 「録音させてほしい」 と言われたとき
【例1-14】 弁護士の知識不足で自信がないとき
【例1-15】 「生き死に」に関わる相続相談のとき(聞き取る場面)
【例1-16】 相談者の話を遮りたいとき (聞き取る場面で)
【例1-17】 「被告」「尋問」という言葉の使用を避けたいとき
【例1-18】 相談者に繰り返しての説明が必要なとき
【例1-19】 依頼者の内面に踏み込む質問をするとき

第2章 依頼者の気持ちを受け止める場面

【例2-1】 相談者が弁護士に相談することに違和感を持っているとき
【例2-2】 相談者が過度に心配しているとき
【例2-3】 「絶対大丈夫ですよね」と言われたとき
【例2-4】 相談者が自分で決められないとき
【例2-5】 相談者が本当のことを隠しているとき
【例2-6】 「泣き寝入りじゃないですか」と言われたとき
【例2-7】 「1億円請求してほしい」と言われたとき
【例2-8】 深刻な事件でとにかく聞くしかないとき
【例2-9】 法的な対処が困難なとき
【例2-10】 「相手のいいなりじゃないですか」と言われたとき
【例2-11】 依頼者に不利な事実を確認するとき(1)
【例2-12】 依頼者に不利な事実を確認するとき(2)
【例2-13】 依頼者に注意しなければならないとき
【例2-14】 依頼者が隠していた事実が発覚したとき(1)
【例2-15】 依頼者が隠していた事実が発覚したとき(2)
【例2-16】 調停委員が依頼者を説得しようとしているとき
【例2-17】 依頼者が相手を「ぶん殴ってやりたい」と言うとき
【例2-18】 「生き死に」の発言が出たとき
【例2-19】 「生き死に」の発言が深刻なものか分からないとき

第3章 依頼者を力付ける場面

1 関係性が乏しい場合
【例3-1-1】 「和解したくない」と言われたとき
【例3-1-2】 相談者がなかなか提訴に踏み切れないとき(1)
【例3-1-3】 相談者がなかなか提訴に踏み切れないとき(2)

2 既に関係性ができている場合
【例3-2-1】 依頼者が「もううまくいかない」と悲観するとき
【例3-2-2】 依頼者が仮定に仮定を重ねる質問をするとき
【例3-2-3】 関係のある依頼者を久々に事務所に迎えるとき
【例3-2-4】 依頼者に改めて行動をお願いするとき

第4章 依頼者が「変わる」ことを助ける場面

1 関係性が乏しい場合
【例4-1-1】 依頼者の考えを変えたいとき(リフレーミング)
【例4-1-2】 依頼者に「社会正義に反する」と言われたとき
【例4-1-3】 依頼者が虚偽主張を要望するとき
【例4-1-4】 「相手の親に請求してほしい」と言われたとき
【例4-1-5】 「結果は何でもいいからお願いします」と言われたとき
【例4-1-6】 依頼者が一々指示してくるとき
【例4-1-7】 依頼者が裁判所に対し、怒り、不安に思っているとき
【例4-1-8】 「私と相手とどっちが悪いんですか」と言われたとき

2 既に関係性ができている場合
【例4-2-1】 依頼者が真実の一部を隠そうとするとき
【例4-2-2】 依頼者が有利な調停案に納得してくれないとき
【例4-2-3】 依頼者が「私はどうせダメなんです」と悲観するとき
【例4-2-4】 依頼者が違法行為をすると主張するとき
【例4-2-5】 依頼者が嫌がらせ目的の要求をするとき
【例4-2-6】 依頼者がどうしても不安になってしまうとき
【例4-2-7】 「勝てますよね?」と言われたとき
【例4-2-8】 「借りてる方が強い」と怒る依頼者の考えを変えたいとき
【例4-2-9】 依頼者を勝ち負けの「二者択一」から変化させたいとき
【例4-2-10】 プライドの高い依頼者に納得してもらいたいとき
【例4-2-11】 依頼者の視点を逆にしてみたいとき

第5章 依頼者から静かに撤退する場面

1 相談だけで終了するケース
【例5-1-1】 見解を述べて終了するとき

2 受任を謝絶するケース
【例5-2-1】 謝絶する場合で弁護士を紹介するとき
【例5-2-2】 弁護士が謝絶するどうかを迷っているとき
【例5-2-3】 相談者が同調できない意見に固執するとき
【例5-2-4】 証拠の乏しい案件の受任を謝絶するとき
【例5-2-5】 心療内科などの専門家への受診を勧めるとき
【例5-2-6】 支配的な依頼者の受任を謝絶するとき

3 受任後に辞任するケース
【例5-3-1】 事件処理の方針について意見が一致しないとき
【例5-3-2】 依頼者が虚偽の証拠を使用しようとするとき

4 特別なやりとり
【例5-4-1】 説得のために、少しキザなことを言うか迷ったとき
【例5-4-2】 弁護士自身に逆転移が生じたとき
【例5-4-3】 答えようのない問いを受けたとき
【例5-4-4】 案件が成功裏に終わったとき


第2部 困った場面に応用できる 抽出したスキルの再構成

第1章 信頼関係構築と受け止めて聞くスキル

【スキル1-1】 再構成したスキルの概観
【スキル1-2】 実践上の5つのポイント
【スキル1-3】 クライアントへの初期対応
【スキル1-4】 受け止める・共感する
【スキル1-5】 聞く
【スキル1-6】 聞く「作業」

第2章 クライアントを動かすスキル

【スキル2-1】 不安に対応する(力付ける)
【スキル2-2】 提案・納得してもらう
【スキル2-3】 「問う」
【スキル2-4】 言い方
【スキル2-5】 外部化・視覚化する
【スキル2-6】 「変わる」を支援する

第3章 弁護士自身と状況をマネジメントするスキル

【スキル3-1】 自分のトリセツ―マネジメントモード
【スキル3-2】 法律相談特有の事項
【スキル3-3】 法務専門職の機能

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