どんな場面も切り抜ける! 若手弁護士が法律相談で困ったら開く本


販売価格: 2,970円 税込
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法律相談における困りごと100選! 素早く検索できる、実務家のためのお守り本!
「知らないことを聞かれたら、どうしよう」
「時間が足りなくなったら」
「間違ったことを答えてしまったら」
「できないことを依頼されたら断れるだろうか」
「相談者に怒られないだろうか」
このような不安を持つ法律実務家のために、
本書では「相談者から尋ねられやすいこと」「法律相談での実務家の困りごと」を100個厳選!
相談者とのコミュニケーションのコツから、相談分野別の重要知識、
さらに、困ったときの対応のコツまでを解説した、実務家必携の書!
【目次】
序 章 本書の使用法
1 本書の目的
2 本書の特色
第1章 法律相談全般の困りごと
1 相談者への対応
Q1 相談者とコミュニケーションをとるコツは?
Q2 高齢者からの相談での注意点は?
Q3 精神疾患があると思われる方への対応は?
Q4 本人以外から相談があった場合の注意点は?
Q5 弁護士に依頼済みの方から法律相談を求められたら?
Q6 相談中に利益相反が判明したら?
Q7 「相談を録音したい」と言われたら?
Q8 「相手方との会話を黙って録音してもよいか」と聞かれたら?
Q9 「弁護士費用を相手方に請求したい」と言われたら?
Q10 相談終了後、回答が間違っていたことに気づいたら?
2 依頼された場合
Q11 敗訴のリスクをどの程度、どう説明すべき?
Q12 弁護士費用に関して、どの程度、どう説明すべき?
Q13 受任を避けるべきなのはどんな場合?
Q14 国選事件の被疑者から民事事件の依頼があったら?
Q15 「今の弁護士を解任してあなたに依頼したい」と言われたら?
Q16 勝訴の見込みなし、回収困難な場合、依頼は断るべき?
Q17 「打合せは親の代わりに自分がしたい」と子に言われたら?
Q18 訴訟等を提起されている方から依頼があったら?
Q19 依頼者から実費を預かる場合の注意点は?
Q20 若いとの理由で依頼してもらえないときは?
第2章 シチュエーション別の困りごと
1 法律事務所での法律相談
Q21 受任に差支えがあるが紹介者との関係で断りづらかったら?
Q22 相談後、紹介者から相談内容や受任の有無を聞かれたら?
Q23 顧問契約締結を打診されたら何を決めておくか?
Q24 事務所HPを見て来た方と信頼関係を築くコツは?
2 事務所外の相談所での法律相談
Q25 法テラスでの相談後、事務所で継続相談することになったら?
Q26 法テラスでの無料相談が最後の方から継続相談を頼まれたら?
Q27 弁護士会の有料相談で、未経験分野を担当したら?
Q28 弁護士会の有料相談で、経験のある弁護士の紹介を頼まれたら?
Q29 相談時に依頼された際、利益相反はどう確認するか?
Q30 依頼を前提に弁護士報酬の額を質問されたら?
Q31 自治体の無料相談で、時間内でうまく相談を終えるには?
3 出張相談
Q32 出張相談の注意点は?
Q33 相談場所の注意点は?
Q34 相談者が異性だったり、精神疾患を抱えていたら?
4 電話相談・リモート相談
Q35 電話相談の注意点は?
Q36 電話口に相談者以外の方が同席していてもよいか?
Q37 相談者が本人か否か、どう確認するか?
Q38 「相談の前に資料を事務所に送る」と言われたら?
Q39 電話だけで一度も会わずに受任してもよいか?
Q40 リモート相談での注意点は?
第3章 分野別の困りごと
1 債務整理
Q41 相談時に聴くべきことは?
Q42 相談時に持参してもらうべき資料は?
Q43 相談者がどこからいくら借りているか覚えていなかったら?
Q44 債権者の住所・電話番号がわからなかったら?
Q45 破産・個人再生・任意整理をどのように選択するか?
Q46 自己破産のデメリットは?
Q47 法人と代表者は一緒に破産しなければならない?
Q48 「配偶者に内緒で破産手続を進めたい」と言われたら?
Q49 債務整理後、どれほどの期間、新たな借入ができなくなる?
Q50 受任時に相談者に伝えるべきことは?
2 交通事故
Q51 相談時に聴くべきことは?
Q52 相談時に持参してもらうべき資料は?
Q53 物損事故で必要となる資料は?
Q54 人身事故で必要となる資料は?
Q55 交通事故に関する保険をどう説明しておくべき?
3 離婚
Q56 離婚原因に関して聴くべきことは?
Q57 親権に関して聴くべきことは?
Q58 養育費に関して聴くべきことは?
Q59 財産分与に関して聴くべきことは?
Q60 慰謝料に関して聴くべきことは?
Q61 婚姻費用に関して聴くべきことは?
Q62 相談時に持参してもらうべき資料は?
Q63 相談者が配偶者と同居している場合の注意点は?
Q64 配偶者から暴力を受けている場合、どう助言すべき?
Q65 相談者が金銭や転居先の問題で離婚を躊躇していたら?
Q66 配偶者に黙って、子を連れて別居してもよいか?
Q67 養育費等を請求したいが、夫が給与等の額を明かさなかったら?
Q68 面会交流で、元配偶者と関わりたくなかったら?
Q69 配偶者が外国人だったら?
Q70 外国人から離婚の相談を受けたら?
4 相続
Q71 遺産分割の相談で聴くべきことは?
Q72 遺産分割の相談で持参してもらうべき資料は?
Q73 遺産はどう調査する?
Q74 認知症で判断能力がない相続人がいたら?
Q75 連絡のとれない相続人がいたら?
Q76 相続人が外国に住んでいたら?
Q77 被相続人の相続開始後、相続人にも相続が開始したら?
Q78 複数の相続人の代理人に就任してもよいか?
Q79 遺言の相談で聴くべきことは?
Q80 自筆証書遺言と公正証書遺言をどう使い分ける?
Q81 親に遺言を書いてもらうために親子で相談に来たら?
Q82 相続税などの税務について聞かれたら?
Q83 被相続人死亡を知って3か月以上後に多額の債務が判明したら?
5 不動産賃貸借
Q84 「上の階から騒音がする。大家は何もしない」と相談されたら?
Q85 賃貸人からの明渡の相談で聴くべきことは?
Q86 「建物老朽化のため賃借人を退去させたい」と相談されたら?
Q87 建物明渡訴訟を提起された賃借人の相談で期日が迫っていたら?
Q88 「少しのキズなのに退去時に床全面張替となった」と相談されたら?
Q89 「賃借人が残した家財を捨てて他者に賃貸したい」と相談されたら?
6 労働問題
Q90 労働者からの残業代請求の相談で聴くべきことは?
Q91 労働者からの解雇・雇止めの相談で聴くべきことは?
Q92 使用者からの残業代請求の相談での注意点は?
Q93 使用者からの解雇の相談での注意点は?
Q94 使用者からの問題社員対応の相談での注意点は?
7 その他の分野
Q95 SNSアカウントしか知らない買主に、売買代金を請求するには?
Q96 「SNSで誹謗中傷され、投稿を削除したい」と相談されたら?
Q97 会社の状況を把握するには、決算書類のどこを見る?
Q98 相手方が訴状を受領拒否したり、所在不明だったら?
Q99 在宅事件の被疑者から「被害者と示談交渉したい」と相談されたら?
Q100 「罪を犯してしまい、逮捕されないか心配」と相談されたら?
第4章 それでも困ったときは
1 法律相談の場で困ってしまう原因
2 対策のポイント
3 具体的な方策
【法律相談体験記】
1 話し方に関して心がけていること
2 法律相談前の準備~持ち物~
3 相談時の安全対策
4 著名人からの相談
5 ボス弁と一緒に入る相談
6 相談者が持参した大量の資料
7 街かど相談会
8 他士業との合同相談
9 事務所外の相談での利益相反
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