DAOの仕組みと法律


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DAOを活用したビジネスや地方創生を想定しながら、法的論点・課題を整理し、解説する。
Web3の世界では、ブロックチェーン上で管理・運営されるDAOの利用がすすんでいる。組織のあり方、意思決定の方法、働き方等について、新たな枠組みを提示し、株式会社等従来型の組織形態に問題提起を行うDAOの仕組みと法律上の問題点について、実例やトークンに関する論点も交えて解説する。
主要目次
はしがき
第1章 DAO の仕組み
第 1 節 DAO とは何か
1 なぜ DAO か
2 DAO とは
3 DAO の典型例
4 DAO の歴史
5 DAO の種類
6 DAO の構成要素
7 DAO の経済的分析
第 2 節 DAO の具体的事例
1 MolochDAO
2 Gitcoin
3 MakerDAO
4 Uniswap
5 NounsDAO
6 Decentraland
第 3 節 DAO におけるガバナンス
1 メンバーによる意思決定の意味
2 DAO における意思決定の課題と対応
3 意思集約の方法論
第 4 節 DAO におけるトークン
1 DAO・トークン発行の目的
2 トークンのメリット・デメリット
3 トークノミクス
4 トークンの属性の選択
5 トークンが表章する権利・機能の選択
6 トークンの配布
第2章 DAO の法律
第 1 節 DAO の法律問題(総論)
1 DAO の組織形態
2 トークンと法律問題
3 海外の DAO 法
第 2 節 DAO の組織形態(日本法)
1 組織形態に関する考え方
2 DAO を単一の組織で作る
3 DAO を複数の組織の組合せで作る
第 3 節 トークンの法律問題(日本法)
1 トークン設計と規制法の適用可能性
2 トークンが規制され得る規制の内容
3 トークンとその裏付けとなる権利の関係性
4 NFT と著作権
第 4 節 DAO の税務(日本法)
1 エンティティの課税
2 DAO 構成員の課税・トークン保有者の課税
第 5 節 準拠法
1 当事者間での権利関係
2 規制法の問題
第 6 節 DAO の法律問題(外国法)
1 米国法
2 シンガポール法
3 ケイマン諸島の Foundation
おわりに