教職課程のための憲法入門(第3版)

教職課程のための憲法入門(第3版)

販売価格: 2,420円 税込

著者
西原博史/斎藤一久・編著
発行元
弘文堂
発刊日
2024-01-09
ISBN
978-4-335-35979-8
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (282ページ)


子どもたちと教育に深くかかわる日本国憲法を、教育現場の課題に即して学べる



 教職課程の必修科目である憲法。しかし、教育学系の科目とは毛色の異なる法学科目の特徴から授業や定期試験で戸惑う教職志望者が多いのも事実です。そこで本書は、法学を専門としない教職志望者が、子どもたちや教育実践と関連づけて憲法をやさしく学べるように、校則、いじめ、生徒会選挙といった学校の日常にある事例をベースにしつつ、さらに専門用語をわかりやすく言い換えるなど、さまざまな工夫を重ねています。憲法の知識を丁寧に伝える好評の一冊が、学説・判例の展開や安全保障環境の変化といった社会情勢を反映した第3版に!

【目次】
プロローグ 学校から憲法を考える
第1章 1人ひとりを最大限尊重するために
     ──個人の尊厳と基本的人権のスタイル
第2章 学校にいる人の権利を考える
     ──子どもの権利・教師の権利・私人間効力
第3章 平等を保障するとはどういうことなのか
     ──個性を持つあなたにとっての平等
第4章 心の自由を考える
     ──思想・良心・信教の自由
第5章 悪口を言うのも自由なのか
     ──表現の自由
第6章 学問は生活のためのものなのか
     ──学問の自由と教師の教育の自由
第7章 1人ひとりにふさわしい教育を確保するために
     ──教育を受ける権利
第8章 自由を支える社会権を求めて
     ──経済的自由権、生存権、労働権、労働基本権
第9章 もし警察に捕まってしまったら
     ──刑事事件で保障される権利
第10章 政治の主役は誰なのか
     ──国民主権と参政権
第11章 「全世界の国民」が平和に生きるために
     ──平和主義
第12章 教育を枠づける国の統治の仕組み
     ──立法・行政・司法
第13章 地方のこと、国のこと、世界を視野に考えること
     ──地方自治・国民国家・世界市民
第14章 憲法はどこから来たのか
     ──憲法の思想と歴史
エピローグ 憲法から学校を考える
附録1 用語集
附録2 日本国憲法全文
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