至誠堂書店

Think!別冊 サステナビリティ経営が切り拓く日本の未来

Think!別冊 サステナビリティ経営が切り拓く日本の未来

販売価格: 1,650円 税込

数量
著者
一般社団法人日本能率協会・監修
発行元
東洋経済新報社
発刊日
2024-03-28
ISBN
978-4-492-96234-3
CD-ROM
無し
サイズ
A4判 (124ページ)


企業のサステナビリティへの意識が加速度的に高まっている。



サステナビリティ経営は決して目新しい概念ではない。以前はCSR(企業の社会的責任)や環境経営などと呼ばれ、本業とは切り離された傍流の概念として捉えられていたが、近年はサステナビリティを中期・長期の経営計画の軸に盛り込む企業も増えてきた。



さかのぼれば、日本は江戸時代には究極のリサイクル社会を築き、企業は「世間」というマルチステークホルダーの中で持続的な発展を図り、近代以降は少ない資源を生かすべく、高効率な生産技術やマネジメント手法の開発を重ねてきた。



CSRや環境経営対応についても世界に先んじた対応を見せている。日本企業はサステナビリティ対応においては紛れもなく高いポテンシャルを持っている。



本書では、世界の動向や政府の動向をさまざまな識者、専門家から伺い、日本企業の現在地とその評価を概観し、そのうえで「自社らしさ」という資源を生かしたサステナビリティ経営に取り組む企業とその手法について解説した。サステナビリティマネジメント実践者の道標となる一冊だ。


目次

Chapter1
日本企業のポテンシャル

特別対談
サステナビリティ経営に、数字合わせではなく継続の覚悟を
有馬 利男 一般社団法人グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパン 代表理事 
中村正己 一般社団法人日本能率協会 会長 

日本版サステナビリティの源流「市民主義経営」をひもとく
小宮太郎 一般社団法人日本能率協会 専務理事

サステナブル経営に求められる「らしさ」と「配慮」の連動
神田 良 明治学院大学 名誉教授

Chapter2
日本と世界のいま

社員が未来を語りだす会社は、SXにも経営にも強くなる
菊池健司 日本能率協会総合研究所

サステナビリティ情報開示、金融庁はこう見ている
長谷部綾子 倉持亘一郎 上利悟史 金融庁

カーボン・クレジット市場は企業活動にどう影響を与えるのか
川久保佐記 三木 誠 東京証券取引所

開示の本質と質問書に込められたメッセージ
松川恵美 原田 卓哉 一般社団法人CDP Worldwide-Japan

Chapter3
自社らしさを生かし、実践する企業

農家やサプライヤーと協力し、GHG削減を中心に力を注ぐ
後藤綾子 カルビー

長期ビジョンで描く成長シナリオ
井垣勉 オムロン

よりよい習慣づくりで生活と地球環境を変える
小和田みどり 中川敦仁 ライオン

サステナブルな社会の実現とグループの持続的成長を両立
上脇太 積水化学工業

2030年度までにグループ合計で各階層の女性比率を50%に
早川陽子 リクルート

J―クレジット活用のメタンガス削減 「中干し延長」をスマート農業で支援
利根川卓也 習田勝之 クボタ

沖縄の特産品でかなえるサーキュラーエコノミー
宇田悦子 FOOD REBORN

業界に先駆け、共創でサステナビリティ経営に取り組む
秋山佳子 ヤマト運輸

中小企業の価値増大の新法則
松本浩志 マテックス

多様なステークホルダーとの対話会でファンづくり
石井直樹 石井造園

Chapter4
サステナビリティマネジメント

サステナビリティ担当者必見 GHG排出量算定研修
常見幸平 株式会社NTTデータグループ

サステナビリティをマネジメントする
中川優 オフィスグラビティー

サステナビリティを中長期経営計画に落とし込む
野元伸一郎 みらい

サステナビリティ関連用語集
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