至誠堂書店

法と文化の制度史【第5号】

法と文化の制度史【第5号】

販売価格: 4,180円 税込

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著者
山内 進/岩谷十郎・責任編集
発行元
信山社
発刊日
2024-05-27
ISBN
978-4-7972-7985-6
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (140ページ)
◆第5号は、特集「ダイバーシティの法と文化」として、多様性の心的態度(尊重し、受け止め、活かす)を追究し、それぞれ身分、宗教・民族、ジェンダー、文化、法学という観点からダイバーシティに迫る◆

【目 次】

創刊のことば(山内進,岩谷十郎) 
はしがき(屋敷二郎)

◇特集 ダイバーシティの法と文化◇

◆1 能楽からみる日本中世の訴訟像〔高谷知佳〕

 は じ め に
 Ⅰ 描かれた訴訟の歳月
 Ⅱ 描かれた訴訟の過程
 Ⅲ 描かれた為政者と徳政
 Ⅳ 描かれた訴訟・同時代の訴訟
 む す び に

◆2 近代ドイツにおけるユダヤ教徒と法専門職―公証人ガブリエル・リーサーGabriel Riesser(1806~63年)を手掛かりに〔的場かおり〕

 は じ め に
 Ⅰ ハンブルクとユダヤ教徒
 Ⅱ ガブリエル・リーサーと高等教育・法学識
 Ⅲ 公証人リーサー
 お わ り に

◆3 ベンタムとジェンダー〔安藤 馨〕

 Ⅰ ジェンダー
  1 女性の地位
  2 婚 姻
 Ⅱ セクシュアリティ
  1 後期性道徳論
  2 偏見とリアルな害悪

【エッセイ】
◆1 導く法,矩となる法,実現に向ける法―ダイバーシティと行政法に関する一考察〔野口貴公美〕

 Ⅰ は じ め に
 Ⅱ 行政法―仕組みをつくる法
 Ⅲ 状態達成のための手段としての行政法―導く法,矩となる法,実現に向ける法
 Ⅳ 行政法の対象としてのダイバーシティ―「状態の創出」と法
 Ⅴ 総括にかえて―LGBT理解推進法と,同法の先にあるもの

◆2 差別的文化とダイバーシティ〔竹村仁美〕

◆3 ポーランド最高裁判所の前で考える「歴史」と「法」〔上田理恵子〕

【研究ノート】
◆ビザンツ帝国に見る文化的多元主義―ユダヤ人の事例から〔渡辺理仁〕

【査読論文】
◆18世紀前半のドイツにおける「軍法学」(ius militare)の形成―ブランデンブルク=プロイセンの状況を中心に〔北谷昌大〕

 は じ め に
 Ⅰ アドリアン・バイアーおよびその軍法学論
 Ⅱ プロイセンにおける軍法務官制度
 Ⅲ ブランデンブルク=プロイセンの諸大学における軍法学講義の状況
 お わ り に
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