至誠堂書店

戦略コンサルが知らない 最強の知財経営

戦略コンサルが知らない 最強の知財経営

販売価格: 3,080円 税込

数量
著者
林 力一/渋谷高弘・著
発行元
日本経済新聞出版
発刊日
2024-05-28
ISBN
978-4-296-11826-7
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (312ページ)


東京大学・渡部俊也教授&古河電気工業・小林敬一会長 推薦!



これからは企業、サプライチェーンを超えた「エコシステム」を見据えた知財戦略の構築が欠かせない。そのときに武器になるのが、本書で解説する考え方とノウハウの数々だ。地政学的変化がエコシステムを大きく変える今こそこのような知財戦略は重要であり、読んでおきたい1冊だ。――東京大学教授 渡部俊也氏



イノベーションを起こし、世界で勝ち抜くためには本書に書かれている「経営戦略としての知財活用」を経営層から、まず深く理解し、実践することが欠かせない。――古河電気工業会長 小林敬一氏



【最強の知財戦略とは?】

本書で紹介する「最強の知財戦略」が「攻めのオープンな知財戦略」だ。

これは、今までの知財の使い方として一般的だった「守りのクローズな知財戦略」とは逆に、知財をオープンにすることで競争を促進させて事業効率化を図る手法だ。



他社との提携によって「攻めのオープンな知財戦略」と成長戦略とを融合させることができれば、極めて短期間にライバルから収益性と市場シェアを奪うことが可能となるのである。



本書は、知財戦略の現場と経営戦略の現場の両者で実務に携わってきた知財コンサルタントと、知財と経営の関わりについて長年追いかけてきたジャーナリストが、これから求められる知財戦略について明快に解説する。

知財と経営を考えるための基本知識から実務のポイントまで、体系立ててわかりやすく説明する。



「経営問題」としてきちんと知財と向き合うための決定版テキストだ。


【目次】

【第1部 間違っている!あなたの会社の「知財戦略」】

第1章 特許で勝利した30年、知財敗北で転落した30年
-知財は、ビジネスに生かしてこそ意味がある
-知財のルールを変えた欧米企業、日本の技術を奪ったアジア企業
-2024年現在、日本は知財戦略で世界に「負けている」 ほか
第2章 世界最先端の知財戦略から後れる日本
-知財戦略に欠かせないIPランドスケープ
-日本企業が「攻めのオープンな知財戦略」を取り込めない理由
-知財戦略を経営に取り込む「ビジネス・アーキテクト」がいない ほか

【第2部 これが本命「攻めのオープンな知財戦略」】

第1章「攻めのオープンな知財戦略」とは何か
-プラットフォーム戦略(二面市場戦略)と攻めのオープンな知財戦略
-克服すべきイノベーションのジレンマ
-各経営戦略・ビジネスモデルとの関係 ほか
第2章「攻めのオープンな知財戦略」策定のアプローチ
-前提ステップ 全社で取り組む大テーマの体系化・優先順位付け
-本ステップ0 まずは各事業部門の戦略担当者のヒアリング
-本ステップ1 IPランドスケープなどを駆使した外部・内部環境分析
-本ステップ2 戦略の設計
-本ステップ3 アクションプランへの落とし込み ほか
第3章「攻めのオープンな知財戦略」のケーススタディ
-独バスラー社
-ダイキン工業
-米インテル
第4章「攻めのオープンな知財戦略」に必要な組織、人材、育成方法
-重要なビジネス・アーキテクト
-組織改革の方向性と具体的なアプローチ

【第3部 「新冷戦」は、日本復活に向けた大チャンス】

第1章 日本が知財で勝利するには?
-新冷戦は「日本の逆襲・復活」への大チャンス
-IPランドスケープを実践した日本企業の劇的な変化とは ほか
第2章 知財ガバナンス、そして知財安全保障
-裾野は広がったが経営陣の関心は今ひとつ
-コードに「知財ガバナンス」を盛り込む
-「企業と投資家にはズレがある」 ほか
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