司法書士入門研修 家族信託ハンドブック 2 家族信託の実務の手順編

販売価格: 1,870円 税込
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■司法書士が家族信託の相談や依頼を受けた際に行うべき事情聴取、家族会議の開催、「信託口」口座の開設、信託契約の公正証書化の流れなど、家族信託の組成を支援するための手順を具体的に説明しています。
■家族信託の相談時における聞き取りのポイント、遺言と家族信託の違い、公証人への対応、金融機関との交渉、金融機関から見た家族信託契約書のチェックポイントその他の家族信託の実務に役立つ情報について、図表を用いて簡明にその概略を適示しています。
■家族信託の実務にはじめて携わる初学者のための入門書です。
目 次
推薦の言葉 words of recommendation
刊行に寄せて preface
はじめに 家族信託組成支援の見取り図
▶一般的な手順について
▶司法書士業務の進め方
1限目 家族信託の相談を受ける
▶家族信託の相談に伴う専門家責任
▶相談時にヒアリングすべき事項
▶依頼者とは誰か? 本人とは誰か?
▶委託者の判断能力の判定
▶受任に際しての委任契約書の作成
2限目 遺言制度との使い分けを意識する
▶遺言制度との比較
▶自筆証書遺言
▶自筆証書遺言書保管制度
▶公正証書遺言
▶遺言と家族信託の併用
▶先行する遺言と矛盾する内容の遺言が作成された場合
▶遺言が先行し、家族信託が後行する場合
▶家族信託が先行し、遺言が後行する場合
▶遺言書の書き換え競争を防止するための家族信託とは?
3限目 家族会議を開催し、家族信託を設計する
▶家族信託の利用例
▶家族信託が利用できる場合
▶家族会議とは何か?
▶家族会議の運営
▶家族信託の基本形
▶家族信託の基礎となる家族構成
▶認知症対策の家族信託
▶家族信託の基本的な仕組みの法律整序
4限目 「信託口」口座を開設する
▶金融機関における「信託口」口座の開設
▶「信託口」口座の必要性
▶「信託口」口座導入のための検討事項
▶「信託口」口座の危機という問題
▶金融機関による信託契約案の審査
▶「信託口」口座開設までの流れ
5限目 公正証書を作成する
▶公正証書化の意義
▶公証人と公正証書について知る
▶公証役場に持参する書類
▶公証役場の管轄
▶公証人から見た家族信託契約
▶時期尚早な家族信託
▶注意すべき家族信託
▶公証役場における公正証書化の当日
▶公正証書作成の手数料
◆付録 信託契約書のチェックポイント