至誠堂書店

金山直樹先生古稀記念論集 民法学における伝統と変革

金山直樹先生古稀記念論集 民法学における伝統と変革

販売価格: 11,000円 税込

数量
著者
吉井啓子/馬場圭太/山城一真/石尾智久・編
発行元
日本評論社
発刊日
2025-02-25
ISBN
978-4-535-52659-4
CD-ROM
無し
サイズ
A5判上製 (576ページ)
日本民法の優れた理論家でありフランス民法研究にも多大な貢献を果たしてきた金山直樹先生の古稀をお祝いする古稀記念論集。
【目次】
はしがき

歴 史

法文化論的アプローチと日本における法文化の分析…………ジャン=ルイ・アルペラン、石尾智久・訳

フランス執政政府期の私立学校による法学教育の復興…………深谷 格

旧民法における複数の契約の法的影響関係――財産編302条起草前後の議論を手がかりに…………渡邊 貴

意思主義の下における所有権移転給付の実在性について…………松尾 弘

P. Bravard-Veyrièresの破産法論…………杉本和士

法 典

ベルギー民法典第 1 編「一般規定」および第 5 編「債務」の改正…………馬場圭太

フランス・ベルギーにおける占有訴権制度の帰趨…………香川 崇

フランスの土地公示制度改革の動向――2018年土地公示の現代化に関する報告書を中心に…………吉井啓子

ベルギーにおける動産担保法改正の到達点(現行条文全訳)…………片山直也

2021年フランス担保法改正後の自然人保証人保護規制…………齋藤由起

理 論

債権の消滅時効による強制力の消滅――金山教授の新確定効果説…………平野裕之

時効更新効をもたらす他人による債務承認と管理権限についての小稿……………髙 秀成

債権者代位訴訟における債務者の訴訟参加をめぐって…………高須順一

同意の撤回に関する基礎的考察――フランス法における同意の撤回をめぐる議論との比較…………石尾智久

フランス親子法の一断面――マンデ対フランス事件を中心に…………色川豪一

契 約

双方有責不能法理の射程――債権者による履行としての目的到達への展開…………北居 功

消費貸借契約のコーズについて…………森田宏樹

使用貸借における無償性と利他性――フランス契約各則改正草案における prêt intéressé を素材として…………森山浩江

フランス法における自己執行義務と役務提供契約のカテゴリー…………都筑満雄

労務を目的とする給付――役務提供型契約に関する試論として…………山城一真

現 代

担保の暗号化――フランスにおけるその一断面の観察…………大澤慎太郎

フランスにおける「環境従物債務」の利用例と課題――生物多様性保全と私法上の道具立て…………荻野奈緒

フランス法におけるスポーツスポンサーシップ契約の捉え方…………隈元利佳

AI と民事責任法――フランス法の検討を通じた日本法における課題の描写…………白石友行

フランス知的財産法におけるスペアパーツの保護と修理条項の導入…………麻生 典

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