本書は学術論文の分析によりAI 分野の特徴を浮き立たせるものである。AI の世界ではこれまでの産学連携では見られなかった新しい形態の研究者を出現させ、また、AIが汎用技術の性質を有し、他の学術・産業分野に応用される可能性を明らかにする。

【主要目次】
はじめに
第１章　序論
第２章　先行研究
第３章　データセット・検索と抽出・クラスタリング
第４章　デジタル融合――クラスタリングによるコミュニティ特定とトピック変遷
第５章　AIの産学連携――『両利き研究者』の出現
第６章　分野間融合・組織間連携――自然言語処理を例に
第７章　論文と特許の関係性に基づく分野間融合と組織間連携の分析
第８章　結論
おわりに
参考文献
付録