4訂版 使用者側弁護士からみた 標準 中小企業のモデル就業規則策定マニュアル

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2022年2月の3訂版発売以降にあった改正(労働基準法施行規則、心理的負荷による精神障害の認定基準、フリーランス新法、育児介護休業法)や裁判例(日本マクドナルド事件(令和4年10月26日)、国・人事院(経産省職員)事件(令和5年7月11日)、名古屋自動車学校(再雇用)事件(令和5年7月20日)、協同組合グローブ事件)等を踏まえて、規定や解説を見直しています。
また、実務上のニーズを踏まえて「引抜きの禁止」を新たに盛り込んでいるほか、65歳定年に対応した再雇用規程を新たに収録しています。
目次
第1章 2024年度介護報酬改定による変更点
Ⅰ 介護職員等処遇改善加算における変更内容
Ⅰ-① 新加算は多くの問題を抱えている
Ⅰ-①-1 問題点① 年収440万円ルールが残り、月額8万円昇給ルールは2024年度で廃止
Ⅰ-①-2 問題点② 旧処遇改善加算の区分Ⅲの要件を満たしても新加算を算定できない
Ⅰ-①-3 問題点③ 最上位区分の加算算定のハードルが高く小規模事業者では生かしきれない
Ⅰ-② 新加算の算定ポイント
Ⅰ-③ 改善後の賃金額水準に関するルールが緩和
Ⅰ-④ 賃金改善方法は月額重視
Ⅰ-⑤ 職場環境等要件では生産性向上を重視
Ⅱ 介護職員等処遇改善加算を算定するための3要件
Ⅱ-① キャリアパス要件
Ⅱ-② 月額賃金の改善要件
Ⅱ-②-1 賃金改善の実施に係る基本的な考え方
Ⅱ-②-2 2025年度のさらなるベースアップにつなげるための工夫
Ⅱ-③ 職場環境等要件
Ⅲ キャリアパス要件の詳細解説
Ⅲ-① キャリアパス要件Ⅰ(任用要件・賃金体系の整備等)
Ⅲ-② キャリアパス要件Ⅱ(研修の実施等)
Ⅲ-③ キャリアパス要件Ⅲ(昇給の仕組みの整備等)
Ⅲ-④ キャリアパス要件Ⅳ(改善後の年額賃金要件)
Ⅲ-⑤ キャリアパス要件Ⅴ(介護福祉士等の配置要件)
Ⅳ 月額賃金の改善要件の詳細解説
Ⅳ-① 月額賃金改善要件Ⅰ(月給による賃金改善) ※2025年度から適用
Ⅳ-② 月額賃金改善要件Ⅱ(旧ベースアップ等加算相当の賃金改善)
Ⅴ 職場環境等要件(2025年度以降)の詳細解説
Ⅴ-① 業務効率化や職場改善による介護職員の負担軽減とサービスの質向上の両立を目的としている
Ⅴ-② 新加算ⅠまたはⅡを算定する場合
Ⅴ-③ 新加算ⅢまたはⅣを算定する場合
Ⅴ-④ 職場環境等要件の特例措置
Ⅴ-⑤ 2024年度の経過措置
Ⅵ 2025年度介護職員等処遇改善加算における特例措置
Ⅵ-① さらなる賃上げ等を支援するための補助金
Ⅵ-①-1 背景
Ⅵ-①-2 支給要件等
Ⅵ-①-3 補助金の受給手順
Ⅵ-② さらなる処遇改善加算の取得促進のための要件弾力化と申請様式の簡素化
Ⅵ-②-1 背景
Ⅵ-②-2 キャリアパス要件の弾力化
Ⅵ-②-3 職場環境等要件の弾力化
Ⅵ-②-4 申請様式の簡素化
第2章 介護職員等処遇改善加算を算定するための人事制度を考える
Ⅰ 人事制度を考える上で考慮すべき事項
Ⅰ-① 介護業界の特性
Ⅰ-①-1 上限が決まっている介護報酬の範囲内で職員に報いるため処遇改善加算の算定は必須
Ⅰ-①-2 職員確保における厳しい現実
Ⅰ-①-3 職種、サービスの種類の多さゆえ人事制度が複雑になりやすい
Ⅰ-② 留意すべき労働関係法令
Ⅰ-②-1 労働時間、休日・休暇
Ⅰ-②-2 同一労働同一賃金
Ⅰ-②-3 最低賃金
Ⅰ-③ 新加算の要件を再度確認する
Ⅱ 介護事業所の人事制度の全体像
Ⅲ シンプルなキャリアパスの作成手順(小規模事業所向け)
Ⅲ-① 事業所の職員のカテゴリー分類を行う
Ⅲ-② キャリアパス要件を満たすための要件を順番に考える
Ⅲ-②-1 任用要件
Ⅲ-②-2 賃金要件
Ⅲ-②-3 昇給・昇格要件
Ⅲ-②-4 新制度へ職員を移行させた場合の運用を検討する
Ⅳ 等級要件の策定
Ⅳ-① 階層の決定
Ⅳ-①-1 直線なのか、複線なのか
Ⅳ-①-2 階層はいくつ必要なのか
Ⅳ-② 等級要件表(キャリアパス表)の中身をつくる
Ⅳ-②-1 各等級のイメージ
Ⅳ-②-2 事業所が求める能力、仕事
Ⅳ-③ 等級要件表(キャリアパス表)の改定
Ⅳ-③-1 キャリアパスが形骸化し、運用がうまくいかなくなったら
Ⅳ-③-2 問題点を見つけて、再度キャリアパスを策定する
Ⅳ-④ 生成AIの力を借りて等級要件表を策定する
Ⅳ-④-1 たたき台を作るのは生成AIの得意分野
Ⅳ-④-2 どのように応用していくかは介護事業所で考える
Ⅴ 賃金制度の策定
Ⅴ-① 賃金改定のために事前に準備するデータ
Ⅴ-② 月額賃金に割り振れる金額を想定する
Ⅴ-③ 処理改善加算の対象にならない事業所における対応を考える
Ⅴ-④ 賃金の組換えのステップ
Ⅴ-④-1 現状分析を行う
Ⅴ-④-2 ヒアリング(介護事業所の方向性の決定)
Ⅴ-④-3 等級要件表(キャリアパス表)の確認
Ⅴ-④-4 賃金体系の検討(手当を見直す)
Ⅴ-④-5 各等級の基本給レンジの決定
Ⅴ-④-6 昇降給、昇降格要件の決定
Ⅴ-④-7 全職員の移行データを作成する
Ⅵ 新人事制度の運用にあたって
Ⅵ-① 新人事制度を運用するために必要な準備
Ⅵ-①-1 就業規則、賃金規程、人事考課規程等の作成(もしくは変更)
Ⅵ-①-2 職員向け説明会の実施
Ⅵ-①-3 労働条件変更通知書等の交付
Ⅵ-② より良い事業所にしていくために
第3章 介護職員等処遇改善加算を算定するため第3章 の評価制度を策定する
Ⅰ 評価制度導入にあたっての留意点
Ⅰ-① 評価制度の導入を前向きに捉えてもらえるよう意義、目的を職員に伝える
Ⅰ-② 評価者の目線合わせなど、制度を運用するための体制づくりも必要
Ⅱ 評価制度導入の枠組み
Ⅲ 評価の目的に合わせて評価項目を決定する
Ⅲ-① 各等級の職員に事業所が求めるあるべき姿、行動を伝えていきたい場合
Ⅲ-② 等級要件表に沿って評価を行う場合
Ⅲ-③ 技術(介護スキル、マネジメントスキル等)を評価したい場合
Ⅲ-④ 目標の達成実績を評価に取り入れたい場合
Ⅳ 部署や職種、等級の数から作成する評価表の枚数を決める
Ⅳ-① キャリアパスの階層を考えて評価表がカバーする領域を決める
Ⅳ-② 職種別の評価表はどこまで作成すればよいか
Ⅴ 評価結果を何に連動させるのかを決める
Ⅴ-① 評価結果は処遇に連動させるのが一般的
Ⅴ-② 処遇に連動させるのが難しい場合は教育、研修の一環として導入する
Ⅵ 評価体制・スケジュールを決める
Ⅵ-① 評価体制を決める
Ⅵ-①- 1 被評価者と評価者のバランスを考えて評価体制をつくる
Ⅵ-①- 2 評価者研修を実施する
Ⅵ-② 評価スケジュールを決める
Ⅵ-②- 1 評価制度の流れを確認する
Ⅵ-②- 2 介護事業所における評価スケジュールの考え方
Ⅵ-②- 3 評価期間を決める
Ⅵ-②- 4 処遇に反映するタイミングを決定する
Ⅵ-②- 5 評価表の配付時期や面談の実施時期を決める
Ⅶ 評価制度の構築フロー
Ⅶ-① 評価表の形式を確定する
Ⅶ-② 項目ごとに点数の基準を決める
Ⅶ-③ 仮評価を行い、評価表の妥当性を見る
第4章 評価結果を処遇に反映する
Ⅰ はじめに
Ⅱ 評価点を評語化する
Ⅲ 評価結果を昇給、降給に反映する
Ⅲ-① 予算に合わせて昇給幅を変動できるようにしておく
Ⅲ-② 各等級の号俸には上限を設ける
Ⅲ-③ 降給に反映する場合の留意点
Ⅳ 評価を賞与へ反映させる
Ⅳ-① 原資は予算(介護事業所の今年度決算)の予測値から割り出せるようにし、処遇改善加算を含めた配分を考える
Ⅳ-② 評価結果を賞与係数に反映する方法
Ⅳ-③ 評価をポイントで反映する方法(ポイント制賞与) <