難民研究ジャーナル第14号 特集 難民と政治 ミャンマーの民主化とクーデター、マイノリティ

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特集│難民と政治―ミャンマーの民主化とクーデター、マイノリティ
企画趣旨 難民研究フォーラム編集委員会
特集論文
ビルマ (ミャンマー) における総選挙と「民意」 ―英領植民地期から2020年総選挙まで 根本 敬│上智大学名誉教授(ビルマ近現代史)
ミャンマーの「民主化」を捉え直す―日本でほとんど認定されなかったミャンマー難民を手がかりに 松本 悟│法政大学(国際開発協力、メコン地域研究、影響評価研究)
ミャンマーに生きるムスリム―反ムスリム感情の表面化、増幅とその影響 斎藤紋子│東京外国語大学・上智大学(ミャンマー地域研究)
特集投稿研究ノート・報告
法的地位と「身分証明書」を得る試み―2021年ミャンマー軍事クーデター後にミャンマーからタイに避難した人々に着目して 渡辺彩加│京都大学(難民研究、国際関係論)
ミャンマーの市民的不服従運動 (CDM) とCDM公務員の実態―2023年タイにおける調査から ナンミャケーカイン│京都精華大学(開発経済学、労働移動論)
投稿論文
岐路に立つ亡命チベット社会―インドにおけるチベット難民政策の変遷 榎木美樹│甲南大学(国際開発学、地域研究〔南アジア〕)
「国家戦略」としての強制帰還の実態―ルワンダ愛国戦線(RPF)の事例から 米川正子│神戸女学院大学(難民、紛争と平和)
若手難民研究者奨励賞成果論文
若手難民研究者奨励賞とは
作られた村への「帰還」に対する難民当事者たちの意味づけ―ミャンマー・カレン州レイケイコー村を事例として 大場 翠│東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程(難民研究、文化人類学、地域研究)
喪失した故郷の家をめぐる家族の記憶―レバノン内戦期の強制移動から 児玉恵美│東京外国語大学大学院総合国際学研究科博士後期課程(中東地域研究) 「永続する一時的状態」で生きること―不安定な在留を経験するトルコ出身在日クルド系難民・移民家族のライフストーリー マキンタヤ スティーブン・パトリック │一橋大学大学院社会学研究科総合社会学専攻博士後期課程(国際社会学)、タス ハサン│一橋大学大学院社会学研究科地球社会学専攻修士課程(国際社会学)
通年報告
国際難民法―重要判例の再検討― 加藤雄大│東北医科薬科大学
2023年日本の判例動向 杉本大輔│全国難民弁護団連絡会議事務局
2023年難民動向分析―日本― 山田光樹│難民研究フォーラム
2023年難民動向分析―世界― 山田光樹│難民研究フォーラム
2023年難民・強制移動・無国籍関連文献一覧