至誠堂書店

住居の賃貸借の終了と利益の比較衡量 ドイツ裁判例研究からの模索

住居の賃貸借の終了と利益の比較衡量 ドイツ裁判例研究からの模索

販売価格: 11,000円 税込

数量
著者
田中英司・著
発行元
日本評論社
発刊日
2025-04-17
ISBN
978-4-535-52797-3
CD-ROM
無し
サイズ
A5判上製 (698ページ)
日本法の判例における借家権の存続保護に関する判断枠組みの検討のために、ドイツ裁判例を詳細に検討した書。

【目次】
Ⅰ 序説
  1 本論文の位置づけ
  2 関連するBGBの規定等の確認
  3 日本法の判例における借家権の存続保護に関する判断枠組みの確認
  4 考察の方法と順序
Ⅱ 賃借人にとっての「苛酷さ」をめぐる住居使用賃貸借関係の解約告知に関する裁判例の判断枠組み
 一 比較衡量の前提となることがらにかかわる裁判例
  1 BGB五七四条の意義等について
  2 賃借人にとっての「苛酷さ」の意義について
  3 民事訴訟法七二一条にしたがった「明渡しからの保護」との関係について
 二 比較衡量それ自体にかかわる裁判例
  1 利益の比較衡量の基本的な枠組みにかかわる裁判例
  2 具体的な利益の比較衡量に関する裁判例
Ⅲ 総括と日本法への示唆
  1 総括
  2 日本法への示唆
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