至誠堂書店

自治体の生活保護担当になったら読む本

自治体の生活保護担当になったら読む本

販売価格: 2,860円 税込

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著者
山中正則・著
発行元
学陽書房
発刊日
2025-04-18
ISBN
978-4-313-16195-5
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (192ページ)
高齢・母子・障害者・傷病者・依存症など「世帯課題別」の対応がわかる!
生活保護の現場で奮闘するあなたに贈る1冊!
生活保護の基礎知識、仕事の全体像から被保護者への指導・助言のポイント、世帯(高齢者・傷病・依存症・母子世帯等)に応じた対応、事務仕事を効率的に進めるコツまで、現場で役立つ知識とノウハウを解説。自治体で生活保護担当になったばかりの人も、今まさに現場で奮闘している人にもおすすめです!

【目次】
第1章 生活保護担当の仕事へようこそ
1-1 生活保護ってどんな制度?
1-2 ケースワーカーって何をする仕事?
1-3 ケースワーカーの1日・1か月・1年
1-4 相談・申請から保護廃止までのチェックポイント
1-5 生活保護担当必読の書

第2章 生活保護担当の心構え
2-1 めざすは「沿道のサポーター」
2-2 悩みは抱えず吐き出す・書き出す
2-3 ケースワークはチームワーク
2-4 他法他施策を学ぶ

第3章 生活保護の開始
3-1 相談者が話しやすくなる面接の作法
3-2 受付面接で聞くこと・聞かないこと
3-3 保護申請から決定までは「なるはや」で行う
3-4 初回家庭訪問で尋ねること・見ること
3-5 保護開始時に注意する3つのポイント

第4章 世帯課題別ケースワークのポイント
4-1 生活保護世帯は千差万別
4-2 高齢者世帯は限界がくる前に「介護」につなげる
4-3 単身高齢者世帯は「キーパーソン」を探しておく
4-4 傷病者世帯は医療機関と適切な連携を図る
4-5 障害者世帯は「他法優先」をまず意識する
4-6 精神障害者には「傾聴」と「自衛」を心がける
4-7 依存症の被保護者は「専門機関」の力を借りる
4-8 母子世帯は長期的な視野で目標を立てる
4-9 子どもへの助言で「貧困の連鎖」を断ち切る
4-10 就労指導は「半就労半福祉」も見据える
4-11 入院・入所者は「緊急時の対応」を確認しておく

第5章 ケースワーカーの事務仕事
5-1 話すのが苦手なら事務処理で力を発揮しよう
5-2 生活保護費を正しく支給することが最大の責務
5-3 仕事量を可視化して共有する
5-4 的確な調査で世帯状況を把握する
5-5 扶養援助よりも「つながり」を調べる
5-6 保護記録は書く順序と内容をパターン化する
5-7 「10 分調べる」より「10 分悩む」を大切にする

第6章 助言・指導と不正受給
6-1 助言・指導は「必要最少限」が鉄則
6-2 ケースワーカー助言・指導の7原則
6-3 不正受給と助言・指導の流れを理解する
6-4 正しい手順と記録がケースワーカーを守る
6-5 返還金は確実に管理・徴収する

第7章 ケースワーカーの仕事哲学
7-1 ケースワーカーの成長を支える「まだ」という視点
7-2 監査のための仕事をしない
7-3 抱え込まずに仕事を動かそう
7-4 保護の廃止を次に生かす
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