至誠堂書店

これならできる 地方自治体の内部統制整備

これならできる 地方自治体の内部統制整備

販売価格: 2,640円 税込

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著者
土田義憲・著
発行元
ロギカ書房
発刊日
2025-05-08
ISBN
978-4-911064-22-1
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (212ページ)
地方自治体の内部統制の推進者・評価実施者必読!!
自治体職員が、業務の流れに沿って
どこで、どんな誤りが発生するか、如何に修正するかを、
効率的・効果的に発見する方法を解説!

【目次】
■序 章 地方自治体の経営目的とガバナンス
1)地方自治体の経営目的
2)地方自治体のガバナンスの特徴
3)内部統制制度の導入
4)内部統制がもたらすガバナンス強化
■第1 章 財務に関する事務等に係る内部統制
〇1-1地方自治法第150 条
1)要求内容
2)財務に関する事務とリスク
3)導入の背景
〇1-2 内部統制とは何か?(内部統制の定義)
1)内部統制の基本的な枠組み
2)内部統制制度における内部統制の範囲 
3)各構成要素の機能的関係
■第2 章 内部統制制度の導入・実施の実務(現行の実務)
〇2-1 内部統制に関する方針の策定
1)内部統制に関する方針
2)記載内容
3)改 訂
〇2-2 内部統制の整備体制(事前準備)
1)全庁的な組織体制
2)業務レベルの整備体制
〇2-3 内部統制の整備
1)ガイドラインのスタンス
2)全庁的な内部統制の整備
3)業務レベルの内部統制の整備
〇2-4 内部統制の評価及び報告書
1)内部統制の評価
2)全庁的な内部統制の評価
3)業務レベルの内部統制の評価
4)有効性評価(不備、重大な不備の判定)
5)報告書の作成・報告
〇2-5 監査委員による審査
1)評価手続に係る記載の審査
2)評価結果に係る記載の審査
3)審査意見
■第3 章 令和6 年改訂ガイダンスの考察(現行実務への15 の提言)
〇3-1 制度のフレーム
1)市町村長の内部統制に対する努力義務と最低限の義務
2)財務に関する事務以外の内部統制対象事務
3)業務アプローチの内部統制評価
〇3-2 内部統制の枠組み
4)リスクの評価と対応
〇3-3 内部統制を整備する体制
5)内部統制推進部局、評価部局、監査委員の三重構成
〇3-4 リスクの識別
6)全庁的リスクの識別
7)業務レベルの個別リスクの識別
8)対象は対策前のリスク
9)財務に関する事務に係る部局の識別
10)各部局が抱えるリスクの識別
〇3-5 内部統制の評価
11)リスク対応策と統制活動の区分
12)全庁的な内部統制と業務レベルの内部統制の関係
13)運用上の不備の判定
14)運用上の重大な不備の判定 15)重大な不備がない場合での公表
■第4 章 担当者の知識・スキルアップへの提言
〇4-1 誰に担当させるか?
〇4-2 内部統制推進部局と評価部局
1)機 能
2)役割のゴール
〇4-3 内部統制の特徴
1)ゼロにはできないが、少なくはできる
2)工場の品質管理との共通点
3)全職員への周知徹底
〇4-4 有効性評価に必要な要素
1)人 材
2)知 識
3)メソドロジー
4)テクノロジー
〇4-5 専門部署の新設とアウト・ソーシング
1)専門部署の新設か、アウト・ソーシングか?
2)アウト・ソーシングのメリットV/S デメリット
3)アウト・ソーシングの種類
■第5 章 地方自治体の内部統制制度の拡大展開(将来の実務への提言)
〇5-1 制度の将来の拡大
1)内部統制制度における内部統制の範囲
2)内部統制対象事務の拡大
3)地方自治体の行政サービスとリスクの全貌 
4)リスク・アプローチによる内部統制評価への移行
〇5-2 リスクの種類と内部統制の例
1)導入・実施ガイドラインのリスク
2)地方自治体のリスクの種類の検討
3)リスクに対する内部統制の例
〇5-3 内部統制整備の方法
1)既存組織の評価
2)新設組織の整備
3)統制活動と内部統制
〇5-4 全庁的なリスクの識別と評価
1)リスクの識別
2)重要性評価
3)重要性の高いリスクの選別
〇5-5 リスクに関係する部局の識別
1)各部局の行政サービス
2)行政サービスに関するリスク
3)事務フロー分析
4)事務フローとリスクの関連付け
5)行政サービスの事務フローと財務に関する事務フローの関係
〇5-6 リスクがある箇所の識別
1)業務に潜在するリスクの識別
2)事務フローとのリンク
〇5-7 既存の内部統制の有効性評価
1)有効な内部統制とは?
2)評価の対象
〇5-8 内部統制の不備と改善指示
1)有効性の判断規準
2)残存リスクの評価
3)改善提案
〇5-9 改善提案報告書の作成
■第6 章 リスク管理と危機管理
〇6-1 リスク管理と危機管理の関係
1)自然災害等は内部統制で低減できない
2)リスク管理・危機管理が重視される背景
3)リスク管理とは何か?
4)危機管理とは何か?
5)両者の関係は?
〇6-2 自然災害や感染症等に備える
1)一般的な対応 
2)地震災害の特徴と対応
3)風水害の特徴と対応
4)感染症災害の特徴と対応
〇6-3 職員の不祥事行為に備える
1)不祥事行為と懲戒処分
2)不祥事行為の防止
4)不祥事行為が発生した場合の対応
■終 章 行政サービスの改善に向けて
1)行政サービスが目指すもの
2)自治体の職員と住民の感覚的ギャップ
3)品質に無関心になる背景
4)内部統制整備の意義
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