至誠堂書店

「三淵嘉子裁判官とその時代展」を終えて

「三淵嘉子裁判官とその時代展」を終えて

販売価格: 700円 税込

数量
著者
法曹会・著
発行元
法曹会
発刊日
2025-05-21
ISBN
978-4-86684-125-0
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (117ページ)
『三淵嘉子裁判官とその時代展』を終えて
―昭和を生きた法のパイオニアの軌跡をたどる-

NHK連続テレビ小説『虎に翼』で脚光を浴びた、日本初の女性判事の一人・三淵嘉子さん。その知られざる生涯と、その時代を共に歩んだ法律家たちの記録が、ここに一冊の本として甦ります。

本書は、2024年9月26日(木) から10月10日(木)の期間、法曹会館で開催された「三淵嘉子裁判官とその時代展」に寄せられた多くの反響を受けて編まれた記録集です。三淵さんご本人による貴重なエッセイ、彼女にゆかりある人々の追憶、ゆかりの地をめぐる紀行文など、多角的な視点からその人柄と足跡をたどります。

終戦後の司法制度草創期に女性として道を切り拓いた三淵さんの姿からは、今を生きる私たちへの静かなメッセージが読み取れるでしょう。歴史と法の交差点に立つ、すべての人に読んでいただきたい一冊です。

<目 次>
まえがき―――大谷直人
~三淵嘉子さんのことばを辿る~
   松ヶ岡東慶寺を訪ねて
   アメリカの家庭裁判所―渡米法曹座談会―
   小田原に三淵夫人をお訪ねして
   白川郷を訪ねて
   そよ風ファンタジー
~三淵嘉子さんの想い出~
   三淵嘉子さんの俳句―――奥山興悦
   三淵嘉子さんの俳句と人生―――奥山興悦
   「追想のひと三淵嘉子」あとがき―――鍛冶千鶴子・野田愛子
~三淵忠彦氏が語る~
   鹿を犬にした話
   私の見た私と云う男
~三淵忠彦氏の肖像~
   初代最高裁判所長官 三淵 忠彦―――本橋由紀
   父と法律――三淵乾太郎
~「殉法判事山口良忠遺文」等より~
   回想―山口良忠判事の死の決意の真相―――山口矩子
   山口矩子さんの絵画
    庭で/静物(果物)/静物(ざくろ)/静物(果物・白卓布)/花
~法曹会主事より~
   「三淵嘉子裁判官とその時代展」実施結果概要のご報告
あとがき
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