至誠堂書店

スタートアップの技法 新規ビジネスをスケールさせる「7つの視点」

スタートアップの技法 新規ビジネスをスケールさせる「7つの視点」

販売価格: 2,420円 税込

数量
著者
杉田浩章・著
発行元
日本経済新聞出版
発刊日
2025-05-28
ISBN
978-4-296-12503-6
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (348ページ)
早稲田大学ビジネススクール教授で、
ボストン コンサルティング グループ(BCG)の元日本代表が解説!

新規事業がうまくいかない。
起業したはよいが、うまくビジネスが拡大しない――
スケーラブルな事業や企業を創りきれないという「失敗」の原因には、「新規事業や起業は特別なアイディアやイノベーションが重要で、やってみないとわからない」という思い込みがあるのではないだろうか。

本書は、BCGで数多くの事業立ち上げの支援を行い、個人としてもスタートアップに数々のアドバイスを実践し、そして早稲田大学ビジネススクールで新規事業開発について教えている著者が、よくある失敗とさまざまな成功事例を分析し、再現性のあるフレームワークとしてまとめ上げ、提唱するものである。

【典型的な失敗類型】
○勝てる市場とポジショニングが見つけられていない
○儲けのメカニズムが見立てられていない
○持続的に成長できる参入障壁が築けていない
○今いるフェーズの見立てを間違え、検証ポイントを外している

【サイエンスし続けるべき3つの要素と7つの視点】
A 勝てるポジショニング
-視点①「旬」な市場に乗る
-視点② PMFを進化させ続ける
B 儲けのメカニズム
-視点③ 顧客の論理を読んでプライシングモデルを決める
-視点④ 儲かる構造のユニットエコノミクスを組み立てる
-視点⑤ 先にキャッシュが入ってくる仕掛けを作る
C 持続的成長のシナリオ
-視点⑥「範囲の経済」を効かせ収益機会を面で拡げる
-視点⑦ 持続的なMOAT(参入障壁)を築く

【本書で取り上げる主なケース】
・NOT A HOTEL…「アート×サイエンス経営」でディベロッパー業界の常識を塗り替えるハイエンドな別荘を展開
・ウェルスナビ…「現役世代の資産形成」に着目し、大手とも提携する新たな金融プラットフォームへ
・chocoZAP…徹底的な「仮説と実験」を繰り返し、リスクを抑えつつ再現性ある仕組みで爆発的な成長を遂げる
・スタディサプリ…世の中の「不」に着目し、オンライン学習サービスとして圧倒的なポジションを確立
・ファームノート…酪農のDX企業から、産業全体の課題解決を支援する統合的プラットフォームへ

そのほかにもispace、アイリス、アスエネ、インスタリム、SkyDrive、Data Labs、Luup、LocationMindなど、気鋭のスタートアップの事例を紹介

目次

序章 問題意識と本書の構成
第1章 うまくいかない15の原因
-典型的なよくある落とし穴
-構造的にとらえる視点とサイエンスで見立てる視点 ほか
第2章 ケースに学ぶ、成功に向けてのサイエンス
-①NOT A HOTEL
-②ウェルスナビ
-③chocoZAP
-④スタディサプリ
-⑤ファームノート ほか
第3章 成功に向けてサイエンスすべき7つの視点
-①「旬」な市場に乗る
-②PMFを進化させ続ける
-③顧客の論理を読んでプライシングモデルを決める
-④儲かる構造のユニットエコノミクスを組み立てる
-⑤先にキャッシュが入ってくる仕掛けを作る
-⑥「範囲の経済」を効かせ収益機会を面で拡げる
-⑦持続的なMOAT(参入障壁)を築く ほか
第4章 自分がどこにいるかの認識とチェックポイントを持つ
-フェーズ1 初期プロダクトの構築
-フェーズ2 ビジネスモデルの確立
-フェーズ3 スケーラビリティの獲得 ほか
第5章 他力を活かすための事業パートナーシップ
-大企業の力を借りて成長するための相互理解
-国・自治体の支援の活かし方 ほか
第6章 経営チームに必要な能力
-エマージングゾーンの目利き
-アービトラージの目利き ほか
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