2030年、近づくSDGs達成の期限。
「誰一人取り残さない」未来に向かって掲げられた、人類共通のミッションとは？

　新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって後退したSDGs達成までの歩み。それに加えて、宗教、紛争、政治、自然災害が巻き起こす負の連鎖が世界を分断しています。「SDGs」で世界をつなぎ直すために、私たちにできることとは？ よりよいみんなの未来のために、一人ひとりに可能な行動変革の指針を提案します。

【目次】
序章　SDGsと国連

第Ⅰ部　アクター別考察
　第1章　日本政府によるSDGsの取り組み
　第2章　コーポレートガバナンスと監査
　第3章　SDGsと地方自治体
　第4章　NGOによるSDGsの取り組み

第Ⅱ部　分野別考察（1）保健医療・環境
　　　　――生命・環境を守るしくみを考える
　第5章　ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ
　第6章　生態系の保全
　第7章　中国のカーボンニュートラル目標を通じたグリーン発展

第Ⅲ部　分野別考察（2）社会包摂
　　　　――誰もが健康で心豊かに暮らせるしくみを考える
　第8章　構造としての差別と法政策
　第9章　ジェンダー格差をなくす教育のあり方
　第10章　高齢者の介護問題
　第11章　住み続けられるまちづくり

第Ⅳ部　分野別考察（3）経済成長
　　　　――ポストコロナの経済・産業活動のしくみを考える
　第12章　データサイエンスとSDGs
　第13章　中小企業とSDGs経営
　第14章　公平な多角的貿易体制
　第15章　ポストコロナの経済成長