至誠堂書店

二村一夫著作集 第5巻 日本の労働関係研究所

二村一夫著作集 第5巻 日本の労働関係研究所

販売価格: 8,800円 税込

数量
著者
二村一夫・著
発行元
旬報社
発刊日
2025-07-08
ISBN
978-4-8451-1876-2
CD-ROM
無し
サイズ
A5判上製 (576ページ)
著者と研究所とのかかわりを知るうえで不可欠な巻構成。
終戦直後に大原社会問題研究所に在籍した所員たちの貴重な証言を収録。

著者が学者人生の大半を過ごした法政大学大原社会問題研究所の通史的論文、創業者・大原孫三郎や初代所長・高野岩三郎をはじめ、研究所の発展を陰に陽に支えた多くの人びとについてのエッセイ、追悼記、座談会で構成。また、戦前・戦中における社会運動機関紙誌の歴史とその担い手について、丹念な調査を積み重ねながらまとめた研究論文も掲載。

目次
Ⅰ 労働関係研究所の歴史・現状・課題
❖大原社会問題研究所の100年
     ❖労働関係研究所の歴史・現状・課題
❖大原社会問題研究所の70年
     ❖多摩移転前後の大原社会問題研究所――1982~1993年
❖戦前の労働調査をめぐって
     ❖協調会の労働調査について
❖大原社会問題研究所の戦前資料について
Ⅱ 大原社会問題研究所をめぐる人びと
     ❖大原社会問題研究所の創立をめぐって
❖大原社会問題研究所を創った人びと
❖大原社会問題研究所と女性学研究
     ❖労働者教育運動の足跡――大阪労働学校の人びと
❖賢兄・愚弟――大原社研の昔と今
❖《大原社研こぼれ話》
    1 大原孫三郎が出した金
       2 大原孫三郎と河上肇
       3 河上肇と大原孫三郎
       4 研究員第1号
5 後藤貞治のこと
       6 柏木の土蔵
7 荒畑寒村の見た大原社研開所式
       8 月島調査と大原社研
9 宇野弘蔵と浅草調査
       10 権田保之助のこと
       11 権田と櫛田――明治の社会主義青年
❖未完の高野房太郎伝――大島清先生のこと
❖爽やかな笑顔――中林賢二郎さんのこと
❖《日本社会運動史料》と松尾多賀さん
❖川崎忠文さんのこと
❖佐方信一さんと諸先輩と私と『社会・労働運動大年表』
❖是枝洋小伝――回想に代えて
❖座談会:政経ビル時代の思い出――戦後初期の大原社研
❖回顧座談会:大原社会問題研究所との43年間
  Ⅲ 社会運動機関紙誌の書誌的研究
❖『無産者新聞』小史
❖新人会機関誌の執筆者名調査
❖雑誌『マルクス主義』の5年間
❖雑誌『マルクス主義』の執筆者名調査
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