AIと法 実務大全


販売価格: 9,130円 税込
―現場の課題を法的にいかに乗り越えるか―
最先端の議論を下敷きに実務を深掘りし、A I 開発・業務利用を 加速させる大全。
「この一冊で生成AI の法的な側面を概観することができる、まさに実務大全と言える内容である。」
東京大学大学院工学系研究科 教授、一般社団法人 日本ディープラーニング協会理事長
松尾 豊 氏 推薦!
●生成AIをはじめとするAIビジネスに関して、実務上問題となる法的論点を「開発者」「提供者」「利用者」それぞれの視点から解説。
●知的財産権、個人情報、機密情報、不正競争防止法、OSS、ライセンス契約、利用契約、知財・契約戦略、社内導入のポイントなど、現場で実際に発生している課題を中心に、法的論点とその解決手法を深掘りして記述。
●生成AI社内利用ガイドラインのひな形も複数掲載。
ー目次
第1章 AI開発・提供・利用に際して各事業者が検討すべき論点
1:AI開発者・AI提供者・AI利用者とは
2:AI開発者・提供者が検討すべき論点
3:AI利用者が検討すべき論点
第2章 生成AI開発・提供・利用と著作権
1:生成AI開発・提供・利用と著作権
2:開発・学習段階における著作物利用行為と著作権侵害
3:生成・利用段階における著作物利用行為と著作権侵害
4:RAG・ロングコンテクストLLM と著作権侵害
■コラム RAG とライセンス・契約違反
■コラム 画像生成AIサービスにおいて47 条の5は適用可能か
■コラム タイプ1とタイプ2の間
5:AI生成物と著作物性
6:日本著作権法の適用範囲
■コラム 契約上の請求
■コラム 著作権者が外国企業かは無関係
7:まとめ:AI開発者・AI提供者・AI利用者それぞれの注意事項
第3章 生成AI開発・提供・利用と著作権以外の知的財産権等
1:総論
2:特許権
3:意匠権
4:商標権
5:不正競争防止法(商品等表示規制)
6:不正競争防止法(商品形態模倣品提供規制)
7:パブリシティ権
8:肖像権
第4章 生成AI開発・提供・利用と個人情報、プライバシー、名誉毀損
1:本章の内容
2:個人情報、プライバシー、名誉毀損の基礎知識
3:AI開発者と個人情報、プライバシー、名誉毀損
■コラム 学術研究機関等による要配慮個人情報の取得
4:AI利用者によるAIの追加学習等と個人情報、プライバシー、名誉毀損
5:AI利用者によるAIの利用と個人情報、プライバシー、名誉毀損
■コラム AI開発者等の二重構造
第5章 生成AI開発・提供・利用と機密情報・営業秘密・限定提供データ
1:本章の内容
2:機密情報・営業秘密・限定提供データ
3:AI利用者がAIの追加学習等に機密情報等を利用する際のポイント
4:AI利用者がAIに機密情報等を入力する際のポイント
■コラム RAG と自社の営業秘密
第6章 AI開発と OSS・ライセンス
1:公開されているデータ等をAI開発に利用する際に検討すべき事項
■コラム 紙の書籍の利用
2:対象物の分類
3:各ライセンスの概要
4:各ライセンスの詳細解説
■コラム あるライセンスが付された著作物の「翻案物」について異なるライセンスを付して配布する場合には、元のライセンスよりも条件を緩めることはできないのはなぜか。
■コラム 伝播性(伝搬性)とは
5:AI開発とCC ライセンス、ODC ライセンス、OSS ライセンス
6:AI開発において、あるライセンスの下に公開されているデータ・DS・学習済みパラメータ(重み)を元に自分が作った成果物(データセットやプログラム、学習済みパラメータ)を「オープン」な形で公開するに際しての注意事項
第7章 生成AIサービス利用規約
1:生成AIサービス利用規約等の主なチェックポイント
2:具体例(OpenAI社のリーガルドキュメントを題材に)
第8章 AIシステム開発と知財戦略・契約戦略
1:AIシステムとは
2:AIシステム開発と知財戦略・契約戦略の全体像
3:前提知識
第9章 AIシステム開発と知財戦略
1:対象ごとの知財戦略
2:アルゴリズム・ノウハウの知財戦略~秘匿化か権利化か~
3:コードの知財戦略~秘匿化+著作権による保護~
4:学習済みパラメータの知財戦略~秘匿化~
5:プロンプトの知財戦略~秘匿化+著作権による保護~
第10章 AIシステム開発と契約戦略
1:よくある相談
2:交渉・合意のポイント
■コラム ガイドライン・モデル契約
3:情報交換フェーズ
4:コンサルティングフェーズ
5:PoC フェーズ
6:本開発フェーズ
■コラム ソフトウェア開発委託契約か共同研究開発か
■コラム 成果物の納品有無と知的財産権の帰属の関係
■コラム 外部AIサービスを利用するAIシステムの精度保証
■コラム AIの「品質」とは
■コラム コンタミネーションリスク
■コラム AIシステム本開発契約における学習用データセットの取扱い
■コラム 業務の対価支払いと知的財産権の帰属
■コラム 秘密保持義務との関係にも気をつけて
7:利用フェーズ
8:まとめ
9:生成AI利用システム開発契約
第11章 社内業務に生成AIシステムを導入する際のポイント
1:全体像~生成AIシステムを導入する目的と対応ポイント~
2:技術・システム的対応~安全なツール選定・システム構築~
3:社内ルール対応~社内生成AIガイドライン~
事項索引
最先端の議論を下敷きに実務を深掘りし、A I 開発・業務利用を 加速させる大全。
「この一冊で生成AI の法的な側面を概観することができる、まさに実務大全と言える内容である。」
東京大学大学院工学系研究科 教授、一般社団法人 日本ディープラーニング協会理事長
松尾 豊 氏 推薦!
●生成AIをはじめとするAIビジネスに関して、実務上問題となる法的論点を「開発者」「提供者」「利用者」それぞれの視点から解説。
●知的財産権、個人情報、機密情報、不正競争防止法、OSS、ライセンス契約、利用契約、知財・契約戦略、社内導入のポイントなど、現場で実際に発生している課題を中心に、法的論点とその解決手法を深掘りして記述。
●生成AI社内利用ガイドラインのひな形も複数掲載。
ー目次
第1章 AI開発・提供・利用に際して各事業者が検討すべき論点
1:AI開発者・AI提供者・AI利用者とは
2:AI開発者・提供者が検討すべき論点
3:AI利用者が検討すべき論点
第2章 生成AI開発・提供・利用と著作権
1:生成AI開発・提供・利用と著作権
2:開発・学習段階における著作物利用行為と著作権侵害
3:生成・利用段階における著作物利用行為と著作権侵害
4:RAG・ロングコンテクストLLM と著作権侵害
■コラム RAG とライセンス・契約違反
■コラム 画像生成AIサービスにおいて47 条の5は適用可能か
■コラム タイプ1とタイプ2の間
5:AI生成物と著作物性
6:日本著作権法の適用範囲
■コラム 契約上の請求
■コラム 著作権者が外国企業かは無関係
7:まとめ:AI開発者・AI提供者・AI利用者それぞれの注意事項
第3章 生成AI開発・提供・利用と著作権以外の知的財産権等
1:総論
2:特許権
3:意匠権
4:商標権
5:不正競争防止法(商品等表示規制)
6:不正競争防止法(商品形態模倣品提供規制)
7:パブリシティ権
8:肖像権
第4章 生成AI開発・提供・利用と個人情報、プライバシー、名誉毀損
1:本章の内容
2:個人情報、プライバシー、名誉毀損の基礎知識
3:AI開発者と個人情報、プライバシー、名誉毀損
■コラム 学術研究機関等による要配慮個人情報の取得
4:AI利用者によるAIの追加学習等と個人情報、プライバシー、名誉毀損
5:AI利用者によるAIの利用と個人情報、プライバシー、名誉毀損
■コラム AI開発者等の二重構造
第5章 生成AI開発・提供・利用と機密情報・営業秘密・限定提供データ
1:本章の内容
2:機密情報・営業秘密・限定提供データ
3:AI利用者がAIの追加学習等に機密情報等を利用する際のポイント
4:AI利用者がAIに機密情報等を入力する際のポイント
■コラム RAG と自社の営業秘密
第6章 AI開発と OSS・ライセンス
1:公開されているデータ等をAI開発に利用する際に検討すべき事項
■コラム 紙の書籍の利用
2:対象物の分類
3:各ライセンスの概要
4:各ライセンスの詳細解説
■コラム あるライセンスが付された著作物の「翻案物」について異なるライセンスを付して配布する場合には、元のライセンスよりも条件を緩めることはできないのはなぜか。
■コラム 伝播性(伝搬性)とは
5:AI開発とCC ライセンス、ODC ライセンス、OSS ライセンス
6:AI開発において、あるライセンスの下に公開されているデータ・DS・学習済みパラメータ(重み)を元に自分が作った成果物(データセットやプログラム、学習済みパラメータ)を「オープン」な形で公開するに際しての注意事項
第7章 生成AIサービス利用規約
1:生成AIサービス利用規約等の主なチェックポイント
2:具体例(OpenAI社のリーガルドキュメントを題材に)
第8章 AIシステム開発と知財戦略・契約戦略
1:AIシステムとは
2:AIシステム開発と知財戦略・契約戦略の全体像
3:前提知識
第9章 AIシステム開発と知財戦略
1:対象ごとの知財戦略
2:アルゴリズム・ノウハウの知財戦略~秘匿化か権利化か~
3:コードの知財戦略~秘匿化+著作権による保護~
4:学習済みパラメータの知財戦略~秘匿化~
5:プロンプトの知財戦略~秘匿化+著作権による保護~
第10章 AIシステム開発と契約戦略
1:よくある相談
2:交渉・合意のポイント
■コラム ガイドライン・モデル契約
3:情報交換フェーズ
4:コンサルティングフェーズ
5:PoC フェーズ
6:本開発フェーズ
■コラム ソフトウェア開発委託契約か共同研究開発か
■コラム 成果物の納品有無と知的財産権の帰属の関係
■コラム 外部AIサービスを利用するAIシステムの精度保証
■コラム AIの「品質」とは
■コラム コンタミネーションリスク
■コラム AIシステム本開発契約における学習用データセットの取扱い
■コラム 業務の対価支払いと知的財産権の帰属
■コラム 秘密保持義務との関係にも気をつけて
7:利用フェーズ
8:まとめ
9:生成AI利用システム開発契約
第11章 社内業務に生成AIシステムを導入する際のポイント
1:全体像~生成AIシステムを導入する目的と対応ポイント~
2:技術・システム的対応~安全なツール選定・システム構築~
3:社内ルール対応~社内生成AIガイドライン~
事項索引