「いじめと法」入門 法律は、いじめに対する措置をどのように定めているか

「いじめと法」入門  法律は、いじめに対する措置をどのように定めているか

販売価格: 3,080円 税込

著者
永田憲史・著
発行元
関西大学出版部
発刊日
2025-09-25
ISBN
978-4-87354-801-2
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (264ページ)
いじめへの対処方法についてのルールを学ぶために最適の入門書
「いじめと法」を専門とする研究者がいじめへの対処に関するいじめ防止対策推進法やいじめ防止基本方針の規定を網羅的に紹介。最新の裁判例・議論・統計についても詳しく解説。ですます調で読みやすい入門書でありながら、「いじめと法」を初めて学ぶ児童生徒・保護者・教職員の知識を専門レベルまで引き上げる必読の書。

目次
はしがき
推薦の辞
凡例

第1章 はじめに
 第1節 本法の制定と目的
 第2節 いじめの認知件数
 第3節 本書の構成

第2章 いじめに関する法規範
 第1節 国、地方公共団体及び学校のいじめ防止基本方針
 第2節 生徒指導提要
 第3節 その他の指針

第3章 「いじめ」の定義
 第1節 「いじめ」に該当すると判断する意義
 第2節 本法2条1項の定義
 第3節 「心理的又は物理的な影響を与える行為」
 第4節 「インターネットを通じて行われるもの」
 第5節 「当該行為の対象となった児童等が心身の苦痛を感じているもの」
 第6節 「児童等」:「児童等に対して」・「他の児童等が行う」
 第7節 「当該児童等が在籍する学校に在籍している等当該児童等と一定の人的関係にある」
 第8節 「いじめ」の広範さ
 第9節 「いじめ」の禁止
 第10節 「いじめ」の解消

第4章 学校いじめ対策組織
 第1節 いじめに対処する役割を担う主体
 第2節 本法22条の規定
 第3節 学校いじめ対策組織の目的
 第4節 学校いじめ対策組織の構成員
 第5節 学校いじめ対策組織の設置形態

第5章 いじめに対する措置
 第1節 概要
 第2節 通報その他の適切な措置(本法23条1項)
 第3節 事実の有無の確認を行うための措置及び報告(本法23条2項)
 第4節 支援、指導及び助言(本法23条3項)
 第5節 被害児童生徒らが安心して教育を受けられるようにするために必要な措置(本法23条4項)
 第6節 情報共有措置(本法23条5項)
 第7節 警察署との連携及び警察署への通報(本法23条6項)

第6章 終わりに
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