弁護士が回答する! 救急法律問題
販売価格: 2,090円 税込
救急現場での判断は、常に時間との闘いであり、その一つひとつが法的に正しかったのか不安が残ることもあります。本書は「この救急活動は法的に大丈夫だったのか」「パワハラ・セクハラの境界線は」など、救急隊員が直面しがちな疑問を、弁護士の先生が16のテーマに沿って分かりやすく回答する実践型解説書です。
架空の事例をもとに、法律の視点を丁寧につなぎ、救急隊員が安心して職務に臨むための知識と判断材料が書かれています。
目次
1 救急救命処置の対応を考えよう
設例1 かかりつけ医が移動中で連絡がつかない
コラム1 看護師が間に入ってやりとりする場合
コラム2 大規模災害時等の通信途絶の場合
設例2 標高1600m付近の避難小屋で特定行為は実施可能か
設例3 大規模災害時、事務車両内で特定行為は実施可能か
コラム3 事務車両で傷病者を搬送することは可能か
設例4 プロトコル違反になるとしても医師の指示に従うべきか
設例5 食道挿管が疑われる場合、抜管・再挿管ができるか
設例6 不搬送時、ブドウ糖投与のための留置針を抜去してよいか
設例7 先着消防隊の救急救命士有資格隊員は特定行為を実施できるか①
設例8 先着消防隊の救急救命士有資格隊員は特定行為を実施できるか②
設例9 特定行為を実施した先着消防隊の救急救命士有資格隊員は救急自動車に乗り換える必要があるか
2 応急処置の限界について考えよう
設例1 医師の指示があれば破膜処置は実施可能か
設例2 救急隊員による臍帯切断は実施可能か
設例3 心肺蘇生中止の指示があった場合、気管挿管の抜去は実施可能か
設例4 医師の指示があれば気管カニューレの再挿入は実施可能か
設例5 救急隊員による気管カニューレからの吸引は実施可能か
設例6 救急隊員による気管カニューレの交換は実施可能か
設例7 看護師が確保した静脈路を使用して薬剤投与は実施可能か
設例8 関係者(看護師)に静脈路確保を実施させてよいか
設例9 搬送先病院の医師から指示を受けた同病院の看護師に静脈路確保を実施させてよいか(補足:昨今の実務の動向)
コラム 除細動実施後、心拍再開、自発呼吸ある場合
設例10 医師の実施した気管挿管が誤挿管だったことが判明、気管挿管の抜去・再挿管を実施可能か
設例11 気管挿管認定救急救命士でない救急救命士も気管内吸引は実施可能か
設例12 救急救命士でない救急隊員は半自動体外式除細動器を使用して除細動を実施可能か
設例13 除細動実施後、心拍再開したが自発呼吸がない場合、静脈路確保及び輸液は実施可能か
設例14 アドレナリン投与後、心拍再開したが自発呼吸がない場合、ブドウ糖溶液投与は実施可能か
解説 実施可能な応急処置の範囲
解説 応急処置実施の判断
解説 特定行為の対象となる患者の範囲
3 精神疾患を抱える傷病者の搬送を考えよう
設例1 両親と同居する自宅で自殺未遂をした傷病者①
設例2 両親と同居する自宅で自殺未遂をした傷病者②
設例3 家族から帰宅を拒否された精神疾患患者
設例4 ソーシャルワーカーの定期訪問により救急要請が激減
解説 精神疾患患者対応のポイント
解説 警察官による保護の要件
4 DNAR傷病者の対応を考えよう
設例1 DNAR書面もない、かかりつけ医とも連絡が取れない
設例2 CPR中止の指示を受けてかかりつけ医の到着を待つことなく現場から引き揚げる
コラム1 DNAR事案における医師の臨場の意味
設例3 窒息によるCPA、DNAR書面あり
コラム2 外因性による心肺停止が疑われる場合
設例4 搬送したいが関係者の反対で搬送できない
設例5 家族は本人のDNAR意思を知らなかった
コラム3 医師の現場到着を待たずに退去する場合
設例6 かかりつけ医が現場にすぐ来られない
コラム4 医師から病院への搬送を求められた場合
設例7 家族から心肺蘇生しないで搬送するよう求められる
設例8 CPR開始後に家族からDNAR書面を示される
コラム5 CPR開始前にDNAR書面を提示された場合
設例9 かかりつけ医が現場に行って死亡診断すると言っている
コラム6 移動中の医師との連絡が取れなくなった場合
設例10 現場に向かっているという医師と連絡が取れない
コラム7 心肺蘇生の意味と必要な処置の実施判断
設例11 搬送中、家族から電話で本人のDNAR意思表明
設例12 延命処置は望まないが救命処置は望んでいた家族
設例13 異物による窒息が疑われるDNAR傷病者
設例14 かかりつけ医が到着するまで何もせず20分間の待機
設例15 家族が現場に向かっておりCPRを継続しながら待機
設例16 かかりつけ医から救急要請しないように言われていたのに不安になって家族が119番通報
解説 DNAR問題の対応のポイント
解説 DNARプロトコルⅠ
解説 DNARプロトコルⅡ
解説 DNARプロトコルⅢ
5 所持品について考えよう
設例1 傷病者が乗っていた自転車はどうする?
設例2 傷病者からお薬手帳が見当たらないと連絡
設例3 バイスタンダーの所持品が汚れたと苦情が寄せられた
設例4 傷病者の運転していた自家用車の取扱い
コラム 道路交通法第51条の措置(車両の移動の措置)
設例5 傷病者が所持していた猟銃はどうしたらよいか?
設例6 傷病者から所持品の盗難を疑われた
6 身元確認について考えよう
設例1 傷病者の所持品を調べてよいか?
設例2 指紋認証で傷病者のスマートフォンを開いてよいか?
設例3 傷病者の車の中から運転免許証を持ち出してよいか?
設例4 生活保護受給者証がない傷病者の受け入れ拒否
解説 身元確認のための所持品調査の可否
7 バイスタンダーについて考えよう
設例1 家族が救急車への同乗を拒否
設例2 バイスタンダーが口頭指導によるCPRを拒否
コラム 高齢者施設職員の協力を得るために
設例3 現場に居合わせた看護師に静脈路確保を依頼
設例4 バイスタンダーの手に血液が付着
設例5 バイスタンダーの乱暴な言動を録音
8 救急車について考えよう
設例1 近隣住民から救急車を移動させるよう求められたとき
設例2 救急車を移動させなければならない場合
設例3 救急車は歩行者に優先するか
コラム1 緊急自動車としての要件
コラム2 消防法の規定と、一般車両との優先順位
設例4 救急車が交通事故を起こした場合、搬送を継続できるか
設例5 傷病者の搬送中に自転車による進路妨害が発生
解説 救急車の駐車に関するルール
9 遅延について考えよう
設例1 搬送先病院の受け入れ遅延、救急隊は責任を問われる?
設例2 搬送先病院の情報確認のため搬送遅延、救急隊は責任を問われる?
設例3 管理会社が開口部破壊反対のため接触遅延、救急隊は責任を問われる?
設例4 いったん受け入れを承諾した医師による受け入れ拒否で搬送遅延、救急隊は責任を問われる?
解説 救急活動の遅延責任について
10 傷病者の不搬送対応を考えよう
設例1 強く搬送を希望している家族。本人は拒否
設例2 家族は搬送を希望。傷病者は頑なに拒否
設例3 緊急性を説明しても搬送を拒否する傷病者
設例4 不搬送承諾書への署名に応じない傷病者
設例5 一人暮らしの傷病者が搬送拒否
設例6 無保険でお金がないと繰り返し搬送拒否する傷病者
設例7 かかりつけ医の到着まで搬送を拒否される傷病者
設例8 血糖測定ができない状況下での搬送拒否
設例9 不搬送としてよいか迷う傷病者
設例10 搬送を拒否する酩酊状態の頭部外傷傷病者
設例11 救急車内で暴れ出す酩酊状態の傷病者
コラム1 救急活動に対する妨害行為への対応
設例12 威圧的な態度で処置と搬送を拒否する傷病者
設例13 県外の家族からの搬送要請。傷病者本人は搬送拒否
設例14 バスツアー参加中の傷病者が搬送拒否
設例15 酸素投与が必要な傷病者が搬送拒否
設例16 救急隊の制止を振り切って車で走り去る傷病者
設例17 ブドウ糖溶液の投与で意識を回復した傷病者の搬送拒否
設例18 自宅で暴れ搬送を拒否する統合失調症の傷病者
設例19 搬送拒否で不搬送となった傷病者が翌日に容体悪化
コラム2
架空の事例をもとに、法律の視点を丁寧につなぎ、救急隊員が安心して職務に臨むための知識と判断材料が書かれています。
目次
1 救急救命処置の対応を考えよう
設例1 かかりつけ医が移動中で連絡がつかない
コラム1 看護師が間に入ってやりとりする場合
コラム2 大規模災害時等の通信途絶の場合
設例2 標高1600m付近の避難小屋で特定行為は実施可能か
設例3 大規模災害時、事務車両内で特定行為は実施可能か
コラム3 事務車両で傷病者を搬送することは可能か
設例4 プロトコル違反になるとしても医師の指示に従うべきか
設例5 食道挿管が疑われる場合、抜管・再挿管ができるか
設例6 不搬送時、ブドウ糖投与のための留置針を抜去してよいか
設例7 先着消防隊の救急救命士有資格隊員は特定行為を実施できるか①
設例8 先着消防隊の救急救命士有資格隊員は特定行為を実施できるか②
設例9 特定行為を実施した先着消防隊の救急救命士有資格隊員は救急自動車に乗り換える必要があるか
2 応急処置の限界について考えよう
設例1 医師の指示があれば破膜処置は実施可能か
設例2 救急隊員による臍帯切断は実施可能か
設例3 心肺蘇生中止の指示があった場合、気管挿管の抜去は実施可能か
設例4 医師の指示があれば気管カニューレの再挿入は実施可能か
設例5 救急隊員による気管カニューレからの吸引は実施可能か
設例6 救急隊員による気管カニューレの交換は実施可能か
設例7 看護師が確保した静脈路を使用して薬剤投与は実施可能か
設例8 関係者(看護師)に静脈路確保を実施させてよいか
設例9 搬送先病院の医師から指示を受けた同病院の看護師に静脈路確保を実施させてよいか(補足:昨今の実務の動向)
コラム 除細動実施後、心拍再開、自発呼吸ある場合
設例10 医師の実施した気管挿管が誤挿管だったことが判明、気管挿管の抜去・再挿管を実施可能か
設例11 気管挿管認定救急救命士でない救急救命士も気管内吸引は実施可能か
設例12 救急救命士でない救急隊員は半自動体外式除細動器を使用して除細動を実施可能か
設例13 除細動実施後、心拍再開したが自発呼吸がない場合、静脈路確保及び輸液は実施可能か
設例14 アドレナリン投与後、心拍再開したが自発呼吸がない場合、ブドウ糖溶液投与は実施可能か
解説 実施可能な応急処置の範囲
解説 応急処置実施の判断
解説 特定行為の対象となる患者の範囲
3 精神疾患を抱える傷病者の搬送を考えよう
設例1 両親と同居する自宅で自殺未遂をした傷病者①
設例2 両親と同居する自宅で自殺未遂をした傷病者②
設例3 家族から帰宅を拒否された精神疾患患者
設例4 ソーシャルワーカーの定期訪問により救急要請が激減
解説 精神疾患患者対応のポイント
解説 警察官による保護の要件
4 DNAR傷病者の対応を考えよう
設例1 DNAR書面もない、かかりつけ医とも連絡が取れない
設例2 CPR中止の指示を受けてかかりつけ医の到着を待つことなく現場から引き揚げる
コラム1 DNAR事案における医師の臨場の意味
設例3 窒息によるCPA、DNAR書面あり
コラム2 外因性による心肺停止が疑われる場合
設例4 搬送したいが関係者の反対で搬送できない
設例5 家族は本人のDNAR意思を知らなかった
コラム3 医師の現場到着を待たずに退去する場合
設例6 かかりつけ医が現場にすぐ来られない
コラム4 医師から病院への搬送を求められた場合
設例7 家族から心肺蘇生しないで搬送するよう求められる
設例8 CPR開始後に家族からDNAR書面を示される
コラム5 CPR開始前にDNAR書面を提示された場合
設例9 かかりつけ医が現場に行って死亡診断すると言っている
コラム6 移動中の医師との連絡が取れなくなった場合
設例10 現場に向かっているという医師と連絡が取れない
コラム7 心肺蘇生の意味と必要な処置の実施判断
設例11 搬送中、家族から電話で本人のDNAR意思表明
設例12 延命処置は望まないが救命処置は望んでいた家族
設例13 異物による窒息が疑われるDNAR傷病者
設例14 かかりつけ医が到着するまで何もせず20分間の待機
設例15 家族が現場に向かっておりCPRを継続しながら待機
設例16 かかりつけ医から救急要請しないように言われていたのに不安になって家族が119番通報
解説 DNAR問題の対応のポイント
解説 DNARプロトコルⅠ
解説 DNARプロトコルⅡ
解説 DNARプロトコルⅢ
5 所持品について考えよう
設例1 傷病者が乗っていた自転車はどうする?
設例2 傷病者からお薬手帳が見当たらないと連絡
設例3 バイスタンダーの所持品が汚れたと苦情が寄せられた
設例4 傷病者の運転していた自家用車の取扱い
コラム 道路交通法第51条の措置(車両の移動の措置)
設例5 傷病者が所持していた猟銃はどうしたらよいか?
設例6 傷病者から所持品の盗難を疑われた
6 身元確認について考えよう
設例1 傷病者の所持品を調べてよいか?
設例2 指紋認証で傷病者のスマートフォンを開いてよいか?
設例3 傷病者の車の中から運転免許証を持ち出してよいか?
設例4 生活保護受給者証がない傷病者の受け入れ拒否
解説 身元確認のための所持品調査の可否
7 バイスタンダーについて考えよう
設例1 家族が救急車への同乗を拒否
設例2 バイスタンダーが口頭指導によるCPRを拒否
コラム 高齢者施設職員の協力を得るために
設例3 現場に居合わせた看護師に静脈路確保を依頼
設例4 バイスタンダーの手に血液が付着
設例5 バイスタンダーの乱暴な言動を録音
8 救急車について考えよう
設例1 近隣住民から救急車を移動させるよう求められたとき
設例2 救急車を移動させなければならない場合
設例3 救急車は歩行者に優先するか
コラム1 緊急自動車としての要件
コラム2 消防法の規定と、一般車両との優先順位
設例4 救急車が交通事故を起こした場合、搬送を継続できるか
設例5 傷病者の搬送中に自転車による進路妨害が発生
解説 救急車の駐車に関するルール
9 遅延について考えよう
設例1 搬送先病院の受け入れ遅延、救急隊は責任を問われる?
設例2 搬送先病院の情報確認のため搬送遅延、救急隊は責任を問われる?
設例3 管理会社が開口部破壊反対のため接触遅延、救急隊は責任を問われる?
設例4 いったん受け入れを承諾した医師による受け入れ拒否で搬送遅延、救急隊は責任を問われる?
解説 救急活動の遅延責任について
10 傷病者の不搬送対応を考えよう
設例1 強く搬送を希望している家族。本人は拒否
設例2 家族は搬送を希望。傷病者は頑なに拒否
設例3 緊急性を説明しても搬送を拒否する傷病者
設例4 不搬送承諾書への署名に応じない傷病者
設例5 一人暮らしの傷病者が搬送拒否
設例6 無保険でお金がないと繰り返し搬送拒否する傷病者
設例7 かかりつけ医の到着まで搬送を拒否される傷病者
設例8 血糖測定ができない状況下での搬送拒否
設例9 不搬送としてよいか迷う傷病者
設例10 搬送を拒否する酩酊状態の頭部外傷傷病者
設例11 救急車内で暴れ出す酩酊状態の傷病者
コラム1 救急活動に対する妨害行為への対応
設例12 威圧的な態度で処置と搬送を拒否する傷病者
設例13 県外の家族からの搬送要請。傷病者本人は搬送拒否
設例14 バスツアー参加中の傷病者が搬送拒否
設例15 酸素投与が必要な傷病者が搬送拒否
設例16 救急隊の制止を振り切って車で走り去る傷病者
設例17 ブドウ糖溶液の投与で意識を回復した傷病者の搬送拒否
設例18 自宅で暴れ搬送を拒否する統合失調症の傷病者
設例19 搬送拒否で不搬送となった傷病者が翌日に容体悪化
コラム2