デジタル変革後の「労働」と「法」 -真の働き方改革とは何か?-

デジタル変革後の「労働」と「法」 -真の働き方改革とは何か?-

販売価格: 2,970円 税込

著者
大内伸哉・著
発行元
日本法令
発刊日
2020-07-21
ISBN
978-4-539-72761-4
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (395ページ)
労働が変わる!労働法が変わる!

新型コロナウイルスの影響により、後世、「コロナ後」「コロナ前」と区分されるであろう大きな転換が、私たちの眼の前で起きています。
一言でいえば、アナログ社会からデジタル社会への転換です。
もちろん、この転換の動きは「コロナ前」から起きていたことではありますが、もう少し続くと思っていた助走期間は、コロナによって一挙に縮められてしまいました。

本書では、これから到来する「コロナ後」の世界――「21世紀型社会」について、これがどのような社会なのか、そこでは人々の労働はどのように位置づけられているのか、また法はそこでどのような役割を果たすのか、労働法学界の第一人者が模索しています。

未来の予測を単なる空想に終わらせないようにするため、未来の労働を考えるうえで重要と思われる歴史的な出来事・文献も逐次取り上げながら、新たな社会に生じる労働に関する法的課題を検討しています。
そこでは、何が解決すべき課題であるかを示すと同時に、それをどのように解決すべきかという規制手法にも踏み込んでいます。読者の知的興奮をかき立てる、唯一無二の1冊が出来上がりました。
[目次]
序章 変わる企業と労働

第1編 20世紀型社会とは何か -産業資本主義の下での企業と労働-
    第1章 資本主義と労働・法
    第2章 企業はなぜ営利を追求するのか?
    第3章 日本型雇用システムと日本型労働法
第2編 21世紀型社会の到来 -デジタル技術の時代-
    第4章 デジタル技術が社会を変える
    第5章 デジタル技術が働き方を変える
第3編 21世紀型社会の課題 -新たな規制をめざして-
    第6章 デジタル技術が労働規制を変える
    第7章 デジタル技術がもたらす新たな政策課題

終章 まとめにかえて -21世紀型社会と労働-
 ページの
先頭に戻る