同一労働同一賃金、パワハラ、セクハラ、マタハラ等について、新たな法的根拠等を織り込んで解説するとともに、事案を含む判例を解説。令和3年4月1日から同一労働同一賃金への対応を一層迫られる中小企業にも留意しつつ、企業の実務対応上のポイントを解説。
【目次】

第1章?働き方改革関連法の動き
第1節?概要
1?働き方改革関連法の制定経緯
2?働き方改革関連法の概要
3?働き方改革関連法による変更の骨子
第2節?働き方改革関連法(施行)のタイムスケジュール
1?働き方改革関連法の施行時期と経過措置
2?労働施策総合推進法によるパワハラ防止措置義務についての施行時期

第2章?パートタイム・有期雇用労働法
~同一労働同一賃金関連~
第1節?同一労働同一賃金の考え方
1?厚労省等における同一労働同一賃金をめぐる審議の経過
2?不合理指針が示す同一労働同一賃金の考え方
第2節?パート社員・契約社員・派遣社員の待遇改善と改正のポイント
1?パート社員・契約社員に関する待遇改善と改正点
2?派遣社員に関する待遇改善と改正点
3?不合理指針第5 協定対象派遣労働者
第3節?判例裁決事例(主に労契法20条関係における判例・裁判例を中心に)

第3章?労働施策総合推進法(旧雇用対策法)
第1節?パワーハラスメント対策の法制化の流れと概要
1?パワーハラスメント対策の法制化の流れ
2?パワーハラスメント対策の法制化
3?判決事例と企業の対応策
第2節?男女雇用機会均等法の改正
1?セクハラ
2?マタハラ
3?ソジハラ
第3節?育児・介護休業法の改正ポイント
1?改正の背景
2?改正内容
3?判例裁決事例と企業の対応策
第4節?取引先や顧客からの著しい迷惑行為(カスハラ)に関する指針
1?要点解説
2?判決事例と企業の対応策