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BCP4.0 次代のレジリエンス経営 (日経ムック)

BCP4.0 次代のレジリエンス経営 (日経ムック)

販売価格: 1,980円 税込

数量
著者
KPMGコンサルティング・監修
発行元
日本経済新聞出版
発刊日
2021-06-15
ISBN
978-4-532-18327-1
CD-ROM
無し
サイズ
A4判 (111ページ)

ESG時代のリスクに備える「攻め」の対策
・コロナ下の複合災害にどう対応するか
・DXで危機対応を進化させる
・先進事例を多数掲載――日清食品、テルモ、三菱商事、イオン、福島県など
・本業とBCPをつなげた注目事例
・<巻頭対談>新浪剛史・サントリーホールディングス社長 × 宮原正弘・KPMGコンサルティング社長「将来の不確実性に取り組む未来志向型のBCP」

コロナ禍や激甚化する災害で事業を止めないためのBCP(事業継続計画)。
デジタル・トランスフォーメーション(DX)による対策の高度化や、ESG時代に求められる気候変動、人権問題など新たなリスクに備える方策を、豊富な企業事例を交えて解説します。

目次

1. [巻頭対談]一人ひとりが社会と向き合い、自律的に動くこと
新浪剛史氏(サントリーホールディングス 代表取締役社長)×
宮原正弘氏(KPMGコンサルティング 代表取締役社長 兼 CEO)

Part 1コロナ禍に対応するBCP
・不確実性に耐える「レジリエンス経営」パーパス(存在意義)を確立し、危機を成長機会に変える
・ニューノーマルを見据えた未来志向の「BCP4.0」「気候」「人権」もリスクに 10年先を見据え先手で対応
・Case1日清食品の災害対応体制災害時の行動を細部まで文書化・形式知化
・Case2大規模災害を教訓とする福島県の防災力険しい道のりで得た危機意識とスピード感
・Case3東京都「東京防災プラン2021」DXの推進と複合災害対策を旗印に掲げる

Part 2デジタル化で進化するBCP
・対談DXに悩む企業に問いかける 創業者が生きていたら今何をするか
須藤憲司氏(Kaizen Platform)×福島豊亮氏(KPMGコンサルティング)
・BCPの可能性を広げるDXリアルタイムで進捗を管理 リモートでもリスクを可視化
・Case1専門人材の採用がBCPにつながったパーソルキャリア「ミッション・ドリブン」なエンジニア組織を目指す
・Case2本社機能を移転するパソナグループBCP対応と働き方の多様化を推し進める
・有事ポータルサイトの活用収集した情報を分析・可視化 一元的に指示を伝達する
・Case3危機管理支援アプリを提供するServiceNowレジリエンスへの対応で競争力は二極化する
・サイバーインシデントへの対応全方位的な対策が不可欠 事業再開の基準も設置する
・Case4東京海上グループのサイバーセキュリティグループ横断的な集団防衛体制を構築
・スマートシティとBCP精緻なシミュレーションで防災投資をもっと効率的に
・対談デジタルツインを投資の意思決定に利用 平時の活用を想定し持続できる仕組みを
熊野和久氏(ダッソー・システムズ)×馬場功一氏(KPMGコンサルティング)

Part 3グローバル化に対応するBCP
・レジリエンスの観点を踏まえたグローバルBCPトップダウンでポリシーを定め地域・事業に即したBCPを推進
・地政学とBCP自社に即した想定シナリオでトリガーポイントを特定する
・Case1テルモの「医療を止めない」BCP“グローバル総務部"が体制の整備・運用を主導
・Case2三菱商事の危機管理・事業継続マネジメント(BCM)グループ企業を含めたオールハザード対応

Part 4業種別のBCP
・不測の事態に備える金融システムリスクベースアプローチで「サードパーティ」を管理
・命と健康を支えるライフサイエンス業界のBCPサプライチェーン全体をマクロな視点で把握し立案
・サプライチェーン再構築とBCPテクノロジーを活用して安定供給と環境配慮を両立
・Case1ペーパーレス化を目指す丸紅のシステム開発在宅勤務でも法令に対応可能な電子化を推進
・対談企業価値を進化させるDX 一人ひとりの顧客ニーズに素早く応えるサプライチェーンを
渡邉英右氏(Mizkan Holdings)×坂田英寛氏・箕野博之氏(KPMGコンサルティング)
・エネルギーインフラ企業のBCPESGの視点からさらなる高度化を図る
・対談分散型電源とIoTで次世代の送電網を構築 通信会社や自治体と連携を強化
岡本 浩氏(東京電力パワーグリッド)×巽 直樹氏(KPMGコンサルティング)
・Case2「有事の際も可能な限り営業を続ける」イオンのBCM 5分野軸に、現場の事業継続能力向上を目指す

Part 5BCPをESGに活かす
・対談ESGとBCPは表裏一体の関係 長期的な視点で本気の取り組みを
夫馬賢治氏(ニューラル)×足立桂輔氏(KPMGコンサルティング)
・法規制対応とBCP複雑化するリスク環境では違反を想定した準備が必須
・対談コロナ禍において想定される不祥事増加・潜在化も見据えたBCPを
早川真崇氏(渥美坂井法律事務所・外国法共同事業)×水戸貴之氏(KPMGコンサルティング)
・ESG時代のBCPサステナビリティの追求で基盤となる未来志向のBCP
・Case1サステナビリティ・トランスフォーメーションの必要性企業と社会のサステナビリティを同期化する
・Case2石川県白山市の森林資源を通じた地域共創東京のベンチャー企業が「よそ者」の知見を活かす
・Case3命を支える医療用ガスを取り扱う北良ヒト・モノの両輪で災害に強い社会づくり
・Case4水道に依存しない小さな水インフラを提供するWOTA防災・BCPを起点に世界の水の問題を解決
・気候変動リスクとBCP 4段階のアプローチでリスク対応と事業変革を実現
・Case5気候変動対応の戦略的BCPを提案する日本気象協会気象リスクの将来予測を事前の対策に役立てる
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