物権的期待権の譲渡担保化 中小企業の資金融資を中心として

物権的期待権の譲渡担保化 中小企業の資金融資を中心として

販売価格: 6,600円 税込

著者
松田佳久・著
発行元
日本評論社
発刊日
2021-09-02
ISBN
978-4-535-52566-5
CD-ROM
無し
サイズ
A5判上製 (424ページ)

中小企業の短期・少額の資金融資のための新たな制度。
【内容紹介】中小企業の短期・少額の資金融資のための物権的期待権の譲渡担保化。国内での制度化に向けた比較法的検証、実務調査と判例研究。

【目次】
本書の目的と検討の順序
第1部 物権的期待権の譲渡担保化
第1章 所有権留保における留保買主の有する物権的期待権の担保化に関す る考察
第2章 機械設備における物権的期待権の譲渡担保
第3章 動産債権譲渡特例法と仮登記制度
――所有権取得に関する物権的期待 権の仮登記

第2部 物権的期待権概念とその必要性
第1章 物権的期待権概念とその必要性
――Das Bedurfnis fur den Begriff vom Anwartschaftsrecht im Eigentumsvorbehalt
第2章 わが国における物権的期待権の内容とその意義
――Der Inhalt und die Bedeutung von Anwartschaftsrecht in Japan
第3章 フランス信託法における受託者所有権
――経済的所有権とわが国物権 的期待権との関係
第4章 民法194条に該当する善意占有者の使用収益権と物権的期待権との 関係
――最三小判平12・6・27民集54・5・1737:民法規定の欠缺を補完する物権 的効力
第5章 わが国物権的期待権(私見)と物権的効力を伴わないドイツ物権的 期待権

第3部 所有権留保の新たな展開
第1章 留保所有権の法定代位
――最一小判平29・12・7民集71・10・1925を 題材として
第2章 所有権留保と譲渡担保の衝突
――最二小判平30・12・7民集72・6・ 1044を題材として
 ページの
先頭に戻る