自治体の産業振興担当になったら読む本

自治体の産業振興担当になったら読む本

販売価格: 2,970円 税込

著者
大島俊也・著
発行元
学陽書房
発刊日
2023-05-11
ISBN
978-4-313-16186-3
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (208ページ)




何をすべきか、何ができるかわからない! そんな疑問を解消する担当者必携の書!



自治体で産業の振興を担う部署に配属になった方向けの本です。



民間の企業や団体と手をとり、地域の活性化のために取り組む産業振興。

自由な発想が活きる部署ではあるものの、はじめての人にとっては、

「具体的に担当者は何をしたらよいのか」

「どうやって民間の人と関係をつくればよいのか」

「どんな施策が振興につながるのか」

など、悩みや不安がつきものです。



本書は、そんなはじめての方が、教科書として使える

基本的な知識や仕事の内容、実務のコツなどをまとめています。



産業に強いまちづくりを長年現場で支えてきた現役公務員の著者が、

リアルな事情を交えながら、徹底的に現場目線で解説。

自治体の担当の方はもちろん、

地域の産業振興を一緒に担う民間の方にもおすすめの1冊です。


【目次】
第1章 産業振興担当の仕事へようこそ
1-1 地域の産業振興とは何だろう?
1-2 産業振興の仕事とは何だろう?
1-3 産業振興担当の1日と1年
1-4 産業振興担当に必要なもの
1-5 産業振興担当に必要なコミュニケーション能力

第2章 地域産業の基礎知識
2-1 「歴史」で全国的な流れをつかむ
2-2 「法律」で基本的な定義・規制を把握する
2-3 「組織」の棲み分けを意識する
2-4 「専門用語」を知って事業者との会話を理解する
2-5 各分野ので「専門用語」を知って、さらに深く理解する
2-6 地域住民にとっての「常識」を身に付ける

第3章 産業振興で扱う主な課題
3-1 「下請け脱却」で自立した企業になる
3-2 「販路開拓」で売上げを確保する
3-3 「事業承継」で将来にわたり企業を存続する
3-4 「創業」で新たな事業を生み出す
3-5 「観光振興」で今までと異なる収益を獲得する
3-6 「まちづくり」で施設や環境によって産業を支える
3-7 「住民意識」を大事にして地域とともに栄える
3-8 「臨時的な対応」も怠らない

第4章 産業振興施策に取り組む前の注意点
4-1 「現状と経緯」を把握して基礎知識を身に付ける
4-2 「これまでの実績・成果」を把握して自分なりに評価する
4-3 「主観的な情報」で地域の実情を知る
4-4 「客観的な情報」で特徴や傾向を知る
4-5 「庁内外の関係」を把握して効果的に連携する

第5章 産業振興のための主な施策
5-1 「相談対応・セミナー」で必要な情報を提供する
5-2 「補助金」などで金銭的に後押しする
5-3 補助金手続きのポイントを理解する
5-4 「イベント」という非日常で活性化する
5-5 イベント運営のポイントを理解する
5-6 「認定・表彰」でお墨付きを与える
5-7 「プロモーション媒体」で情報を魅力的に伝える
5-8 プロモーション媒体の情報を効果的に届ける
5-9 「連携」で可能性を広げる
5-10 「施設」という場所を用意する

第6章 残念な産業振興施策にしないためのポイント
6-1 本来の「目的」を理解して取り組む
6-2 「民間目線」で行政とは異なる経済活動を意識する
6-3 1人の人間として「仲間」になる
6-4「主体性」を持って臨む
6-5 ケーススタディ①
1社のみの事業者からの要望にどこまで応じるか
6-6 ケーススタディ②
企業に行動を求めるか担当職員がやるか
6-7 ケーススタディ③
広報のタイミングをどうするか
6-8 ケーススタディ④
企業主催のイベントや個人的な飲み会に誘われたら
6-9 ケーススタディ⑤
怒らせたらどうするか

第7章 産業振興担当として、さらに一歩前へ進む
7-1 前例踏襲せずに「見直す」
7-2 今までなかった新たな事業を「始める」
7-3 今まで続いてきた既存事業を「やめる」
7-4「経費を使わずに」成果を生む
7-5 「指名される職員」になり、組織に「遺産」を残す
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