改訂 Q&A 広告宣伝・景品表示に関する法律と実務 景品表示法及び消費者関係法を踏まえた広告表現と販促活動・キャンペーンに関する実務解説
販売価格: 6,050円 税込
- 数量
- 著者
- 波光 巖/横田直和/小畑徳彦/高橋省三・著
- 発行元
- 日本加除出版
- 発刊日
- 2024-11-13
- ISBN
- 978-4-8178-4978-6
- CD-ROM
- 無し
- サイズ
- A5判 (532ページ)
令和5年改正景品表示法(確約手続etc.)、ステマ告示などを反映した最新版!
広告宣伝に関わる実務家・企業関係者が読むべき1冊!
●あらゆる業界・製品の広告に対する規制について、景品表示法を中心に関連法規(消費者契約法、特定商取引法、割賦販売法、食品表示法、健康増進法、薬機法、不正競争防止法等)ごとに網羅的に解説。
改訂版では
〇令和6年10月全面施行の改正景品表示法を反映(確約手続・直罰規定)
〇ステマ告示、定義告示運用基準、食品表示基準ほか告示やガイドラインの改正 などを反映
●景品表示法のみならず、広告宣伝に関連する疑問やおさえるべきチェックポイントを網羅的に解説。
判例・措置命令を豊富に収録し、措置命令の一覧表も掲載。事例の要点についてもコンパクトに整理。
→広告表現の判断に迷う際の判断材料、説明の根拠としても活用できる。
【目次】
第1章 広告表示規制総論
第1節 広告表示の規制についての考え方と法律
Q1 広告表示について法律により規制されている理由は何か。
Q2 広告と表示で規制において違いがあるか。
第2節 広告媒体者・広告代理店等の責任
Q3 広告媒体者・広告代理店等が広告表示で責任を問われることがあるのはどのような場合か。
Q4 広告媒体者・広告代理店等は,どのような法違反で問題とされることが多いか。
コラム1 「フリー素材」に関する問題
コラム2 広告表示に関わる広告媒体者等の留意点(まとめ)
第3節 広告表示における表記上の留意点
Q5 強調表示・断定表示で注意すべきことは何か。
コラム3 消費税の表示について
Q6 打消し表示に関して注意すべきことは何か。
Q7 不表示が問題となることはあるか。
第4節 広告表示の独占禁止法による規制
Q8 独占禁止法で広告表示について規制される場合は,どのような場合か。
コラム4 不当表示の自主規制
第2章 景品表示法による表示・景品規制
第1節 景品表示法による表示規制
Q9 景品表示法ではどのような表示が禁止されているか。
図表1 不当表示の類型
コラム5 景品表示法ができるまで
Q10 景品表示法5条3号に基づき指定された不当表示の類型にはどのようなものがあるか。
図表2 指定告示
第2節 不当表示の規制
Q11 景品表示法で規制される「表示」とはどのようなものか。
図表3 景品表示法2条4項と5条の比較
Q12 表示の定義についての内閣総理大臣の指定とはどのようなものか。
コラム7 「表示」の定義規定
Q13 事業者間取引における表示は景品表示法では規制されるか。
Q14 消費者向けの商品に付した表示ではなくとも,事業者に対する表示が景品表示法の不当表示に当たることがあると聞くが,どういう場合か。
Q15 不当表示の「表示主体」とはどういう問題か。
Q16 5条柱書の「自己の供給する商品又は役務の取引について」はどのように解されているのか。デパートやスーパーマーケットは,そのテナントが販売する商品についても,自己の供給する商品として表示について責任を負うのか。原材料に不当表示の原因があった場合,原材料供給業者は当該商品を供給したといえるか。
Q17 5条柱書の「表示をしてはならない」については,どのように解されているか。どういう行為が「表示をした」ことに当たるか。大規模小売業者は,テナントの行う表示についても「表示をした」ことになるのか。
Q18 A社が製造を外部に委託している製品について委託先が性能データを捏造していたため,このデータに基づくA社の性能表示が事実に反する結果となってしまった。この場合にも,A社は景品表示法違反に問われるか。
Q19 優良誤認表示の「著しく優良であると示す表示」の要件,有利誤認表示の「著しく有利であると一般消費者に誤認される表示」の要件は,どのように判断されるか。
Q20 景品表示法の優良誤認表示,有利誤認表示の規定には,「不当に顧客を誘引し,一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められるもの」という要件があるが,虚偽の表示であっても,消費者の選択に影響を与えるものでなければ,優良誤認表示等に当たらないということか。
図表4 景品表示法5条各号の構造
Q21 消費者庁の景品表示法違反事件の執行状況はどのようなものか。
図表5 措置命令─行為類型別内訳
図表6 措置命令─商品・役務別
図表7 消費者庁措置命令一覧(平成30(2018)年度~令和5(2023)年度)
Q22 消費者庁によれば,成形肉をステーキと呼んではいけないとか,フレッシュジュースはその場で絞ったものでなければならないとか,ある用語が不当表示に当たるかどうかについての判断基準があるようである。違反を防ぐためにはどうしたらよいか。
図表8 料理等において不当表示に当たるかどうかの判断基準(一覧)
Q23 スマートな体形の人の写真や体験談が多数掲載されている健康食品のチラシを見て,これだけで痩せる効果があると思って購入したが,後でよく見るとチラシには「これだけで痩せる」とは書かれていなかった。このようなチラシは「これだけで痩せる」効果を標ぼうする表示とはいえないか。
Q24 効能・効果をうたう表示については,合理的な根拠を示す資料を提出しない場合には優良誤認表示とみなされるとのことであるが,どのような資料を提出する必要があるか。
Q25 販売業者が,商品の供給元の製造業者から商品の効果・性能について説明を受け,これに基づいて効果・性能を訴求する内容の広告を行う場合にも,消費者庁から,合理的根拠を示す資料の提出を求められることがあるか。その場合に備えて,自ら実証試験や調査を行っておく必要があるか。
Q26 不実証広告規制が適用された事案において,実際にどのような資料が提出され,規制当局はどのように判断しているか。
Q27 不実証広告規制の適用により行われた措置命令について取消訴訟が提起された場合,事業者が提出された資料が合理的根拠資料に当たるか否かについて,裁判所はどのように判断しているか。
Q28 価格の表示について,景品表示法上どのような点について注意が必要か。
Q29 通常価格と比較して安いことを訴求する場合に,その価格は「最近相当期間価格」でなければならないと聞くが,それはどのようなものか。
Q30 新製品の販売促進のため,発売直後は「新発売!通常価格◯◯円のところ,1か月間限定お試し価格XX円」と広告して,予定していた通常価格よりも安い価格で販売していたところ,予想以上に好評だったので,この価格を維持したいと思っている。景品表示法上の問題があるか。
Q10 景品表示法5条3号に基づき指定された不当表示の類型にはどのようなものがあるか。
図表2 指定告示
第2節 不当表示の規制
Q11 景品表示法で規制される「表示」とはどのようなものか。
図表3 景品表示法2条4項と5条の比較
Q12 表示の定義についての内閣総理大臣の指定とはどのようなものか。
コラム7 「表示」の定義規定
Q13 事業者間取引における表示は景品表示法では規制されるか。
Q14 消費者向けの商品に付した表示ではなくとも,事業者に対する表示が景品表示法の不当表示に当たることがあると聞くが,どういう場合か。
Q15 不当表示の「表示主体」とはどういう問題か。
Q16条柱書の「自己の供給する商品又は役務の取引について」はどのように解されているのか。デパートやスーパーマーケットは,そのテナントが販売する商品についても,自己の供給する商品として表示について責任を負うのか。原材料に不当表示の原因があった場合,原材料供給業者は当該商品を供給したといえるか。
Q17条柱書の「表示をしてはならない」については,どのように解されているか。どういう行為が「表示をした」ことに当たるか。大規模小売業者は,テナントの行う表示についても「表示をした」ことになるのか。
Q18 A社が製造を外部に委託している製品について委託先が性能データを捏造していたため,このデータに基づくA社の性能表示が事実に反する結果となってしまった。この場合にも,A社は景品表示法違反に問われるか。
Q19 優良誤認表示の「著しく優良であると示す表示」の要件,有利誤認表示の「著しく有利であると一般消費者に誤認される表示」の要件は,どのように判断されるか。
Q20 景品表示法の優良誤認表示,有利誤認表示の規定には,「不当に顧客を誘引し,一般消費者による自主的かつ合理的な選択を阻害するおそれがあると認められるもの」という要件があるが,虚偽の表示であっても,消費者の選択に影響を与えるものでなければ,優良誤認表示等に当たらないということか。
図表4 景品表示法5条各号の構造
Q21 消費者庁の景品表示法違反事件の執行状況はどのようなものか。
図表5 措置命令─行為類型別内訳
図表6 措置命令─商品・役務別 <