EU法研究 第16号

EU法研究 第16号

販売価格: 3,960円 税込

著者
中西優美子・責任編集
発行元
信山社
発刊日
2025-01-31
ISBN
978-4-7972-7816-3
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (148ページ)
◆研究からビジネスまで、EUのダイナミックな変動を、法的視座から的確に捉える。本号も充実の論稿を掲載◆

【目 次】

◆〈巻頭言〉欧州委員会委員の承認における欧州議会の権限〔中西優美子〕

 Ⅰ はじめに―2024年の欧州議会選挙と欧州委員会委員の選出
 Ⅱ 欧州議会の欧州委員会委員の審査権限の発展
 Ⅲ 欧州議会における委員会委員候補者の適格性審査
 Ⅳ 結 語

◆欧州議会の権限強化と欧州委員会の政治化―欧州議会選挙への欧州委員会委員の参加を中心に〔中西優美子〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 欧州議会の権限及び立法機関としてのプレゼンスの向上
 Ⅲ 欧州委員会の政治化のための前提としての行動規範の強化
 Ⅳ 欧州議会選挙運動への参加のためのガイドライン
 Ⅴ 欧州委員会の独立性の確保
 Ⅵ 考察

◆ヨーロッパ人権裁判所と性的マイノリティの権利―近年の事例における進展と限界―〔エドアルド・ストッピオーニ(渡辺 豊 訳)〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ Macatė v. Lithuania事件判決:トロイの木馬としての事例
 Ⅲ Fedotova v. Russia事件判決―尊厳における平等及び婚姻についての論争
 Ⅳ Y.v. France事件
判決―カテゴリーとしての性の撤廃?
 Ⅴ 結 論
◆〈最新動向〉国際海洋法裁判所「気候変動事件」勧告的意見裁判におけるEUの主張〔佐古田 彰〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ 前提的説明
 Ⅲ 本件裁判におけるEUの主張
 Ⅳ おわりに―言い渡された勧告的意見の概要

◆〈最新動向〉EU運営条約102条ガイダンスの改訂〔杉崎 弘〕

 Ⅰ はじめに
 Ⅱ ガイダンス改訂の発表
 Ⅲ ガイダンス改訂の枠組みと背景
 Ⅳ ガイダンス改訂の内容
 Ⅴ おわりに

◆第5回ヨーロッパ法判例研究
予防原則の適用と「便益と費用の検討」―Arysta LifeScience事件司法裁判所判決〔増沢陽子〕

◆第6回ヨーロッパ法判例研究
プロバイダの役割と責任―フェイスブック事件と17条取消請求事件〔加納昌彦〕

◆〔‌書評〕山根裕子著『歴史のなかのEU法(EU Law in a Historical Perspective)』〔多田英明〕
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