至誠堂書店

イラスト・チャートでわかりやすい 擬律判断・外国人犯罪(第二版)

イラスト・チャートでわかりやすい 擬律判断・外国人犯罪(第二版)

販売価格: 1,980円 税込

数量
著者
須賀正行・著
発行元
東京法令出版
発刊日
2025-02-12
ISBN
978-4-8090-1491-8
CD-ROM
無し
サイズ
A5判 (248ページ)




根拠となる法令から操作要領、擬律判断のポイントまで、この一冊で完結!



・“基礎知識の獲得”+“擬律判断”= “外国人事件に対応する力” を身に付けることができます。

・事件関係者の出身国、生活環境等による対応の違いについても解説。

・想定事例に対し、判例・イラスト・チャート等を多用して、明快に擬律判断を示しています。





第二版の特色

・令和5年及び令和6年の入管法改正の内容を反映。

・取扱いの多い事例を新たに追加し、より時代に即した内容に。

・取調べ要領などの捜査に役立つ内容も追加。


目次

第 1 編 総 論
第 1 章 出入国管理及び難民認定法の概要
第 1 節 出入国管理及び難民認定法の性格
1  出入国管理及び難民認定法の性格はどのようなものか
第 2 節 外国人の入国及び上陸
1  外国人の入国と上陸の違いは何か
 ⑴ 入国の要件
 ⑵ 上陸の要件
第 3 節 上陸手続
1  一般(通常)の上陸手続
2  特例上陸の手続
3  仮上陸の手続(入管法13条)
第 4 節 外国人の在留管理
1  新しい在留管理制度(法改正の概要)
2  在留資格
3  在留期間の更新等
4  在留資格の取消し等
5  在留カード
 ⑴ 在留カードとは
 ⑵ 在留カードの記載事項
第 2 章 退去強制手続

1  退去強制とは
2  退去強制事由
3  出入国在留管理庁の調査・審理
4  刑事手続との調整
5  退去強制令書の執行
6  出国命令制度
 ⑴ 出国命令制度の創設
 ⑵ 出国命令対象者
7  出国確認の留保制度
 ⑴ 制度の趣旨
 ⑵ 出国確認の留保対象
8  検察官・警察官から入国警備官への身柄引渡し
第 3 章 外国人犯罪の特色

1  特色と問題点
2  権利等の告知と通訳
 ⑴ 職務質問,任意同行,所持品検査
 ⑵ 任意提出
 ⑶ 外国人被疑者の任意同行・逮捕
第 4 章 外国人犯罪の一般的捜査事項
第 1 節 外国人の身上確認の必要性
1  人定事項確定のための捜査要領
 ⑴ 旅券鑑定
 ⑵ 本国からの出生証明書等の取寄せ
 ⑶ その他の証拠収集方法
2  人定事項が確定できない場合の措置
第 2 節 外国人に対する強制捜査手続
1  逮捕・勾留
 ⑴ 逮捕・勾留等の際の令状の提示,被疑事実等の告知
 ⑵ 弁解録取手続
2  領事官通報
 ⑴ 領事官通報制度
 ⑵ 通報についての意思確認
 ⑶ 通報事項及び方法
 ⑷ 面談及び親書の発受等
 ⑸ 二国間条約による取扱い
3  外交特権
 ⑴ 意 義
 ⑵ 外交特権の主体
 ⑶ 外交特権の範囲
 ⑷ 捜査上の留意点
4  在日米軍関係者による犯罪
 ⑴ 刑事裁判権の所在
 ⑵ 被疑者の身柄引渡し等
第 3 節 外国人の取調べ・供述調書作成
1  序 論
2  取調べの基本的心構え
 ⑴ 法令を遵守し適法な取調べを行うこと
 ⑵ 迅速かつ徹底して行うこと
 ⑶ 相手の立場に立って取調べを行うこと
 ⑷ 予断・先入観は禁物
3  通訳の要否及び通訳人の選任をめぐる問題など
 ⑴ 通訳の要否
 ⑵ 通訳人の確保
4  通訳人を介した取調べに当たっての留意事項(総論)
 ⑴ 一般的留意事項
 ⑵ 通訳人の安全確保
 ⑶ 通訳人の果たすべき役割
5  通訳人を介した取調べに当たっての留意事項(各論)
 ⑴ 通訳人との事前打合せ
 ⑵ 取調官の発問
 ⑶ 通訳人の態度,通訳人と供述人とのやりとりの観察
 ⑷ 各省庁における外国人の取調べ
6  通訳を介した供述調書の作成
 ⑴ 供述調書における表現等
 ⑵ 問答形式の活用
 ⑶ 供述調書の読み聞かせ等
7  取調べの録音・録画への対応等
8  否認する外国人被疑者への対応
 ⑴ 徹底した客観的証拠の収集
 ⑵ 外国人被疑者特有の否認理由
第 4 節 その他の留意事項(証拠品の取扱い)
第 5 章 国外における捜査
第 1 節 国外における捜査の必要性
第 2 節 証拠収集の具体的方法
1  国際捜査共助
 ⑴ 国際捜査共助の概要
 ⑵ 捜査共助の要件
 ⑶ 捜査共助の手続
 ⑷ 刑事に関する共助に関する二国間条約(協定)
2  ICPO を介した情報,資料の収集
3  その他の証拠収集
 ⑴ 司法共助
 ⑵ 証人尋問のための受刑者移送
第 3 節 犯罪人の引渡し
 ⑴ 犯罪人引渡しに関する諸原則
 ⑵ 逃亡犯罪人引渡法の制限事由
 ⑶ 引渡手続の概要
 ⑷ 引渡しの要件
 ⑸ 引渡し後の取扱いの制限
 ⑹ 国外退去
第 4 節 外国における我が国捜査官の捜査活動
1  外国における捜査活動
2  船舶上における捜査活動
第 5 節 即決裁判
1  手続の概要
2  対象事件
3  即決裁判手続
4  その他
第 6 節 外国人の氏名表記方法
1  氏名の順序
2  表記方法
 ⑴ 具体例
 ⑵ 中国人の漢字記載方法
 ⑶ その他
第 2 編 各 論

1  旅券不携帯の罪
2  不法入国罪・不法上陸罪
3  資格外活動の罪
4  不法残留罪
■仮上陸
●仮上陸許可条件違反
■特例上陸
●寄港地上陸許可後の不法残留
●乗員上陸許可後の不法残留
●数次乗員上陸許可後の不法残留
5  不法在留罪
6  集団密航助長罪
7  不法就労助長罪
8  偽装結婚
9  銀行法違反(地下銀行)
10 旅券不正取得
■ブローカーが関与した事例の取調べ事項
11 窃盗(スリ)
12 盗品に関する罪(ヤード)
参考資料

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