基礎から学べる 金融商品取引法(第6版)

販売価格: 2,640円 税込
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金融商品取引法のことがよくわかると好評の入門書、最新版!
金融商品取引法は、なんともむずかしい法律です。
1条から順番に読んでいっても迷路に迷いこむばかり。
そのため、勉強の仕方によって理解度に大きな差が出てしまいます。
しかし、本書の読者の皆さん、心配は無用です。
大学生であればどの学部の学生でも、そしてビジネス・パーソンにも使える、わかりやすくコンパクトなテキストです。
図表と2色刷でビジュアル的にもわかりやすさを追求、発展学習は囲みにし、金融商品取引法の面白さを伝えながら基本を理解するのに邪魔にならないよう工夫しています。
大きな変化があった令和5年・6年の法改正を盛り込み、さらに、新コーナーのTOPICSや新しい重要判例も加えて、よりパワーアップした待望の最新版です。
【目次】
第1章 金融商品取引法の全体像─総論
Ⅰ 金融商品市場の基本的な仕組み
Ⅱ 金融商品取引法はどのようなことを規制しているか
Ⅲ 金融商品取引法はどの範囲に適用されるか
第2章 有価証券の取引方法
Ⅰ 有価証券の上場
Ⅱ 有価証券取引の仕組み
Ⅲ 金融商品取引所
第3章 企業内容の開示規制
Ⅰ 開示規制の概要
Ⅱ 有価証券を発行する際の開示
Ⅲ 上場会社等が行う定期的な開示
Ⅳ 財務情報の正確性を確保するための制度
Ⅴ 虚偽の情報開示を行った者はどのような責任を負うか
第4章 金融商品取引業者の規制
Ⅰ 金融商品取引業の意義
Ⅱ 開業の規制と登録制度
Ⅲ 金融規制と金融商品取引業務
Ⅳ 金融商品仲介業制度
Ⅴ 外務員への規制
Ⅵ 適合性の原則と最良執行義務等
Ⅶ 顧客に対する情報提供に関する規制
Ⅷ 特定投資家への適用除外―プロの投資家に対する規制
第5章 企業支配に関する開示制度
Ⅰ 公開買付け(TOB)
Ⅱ 株券等を大量に保有する者の開示制度とは―5%ルール
Ⅲ 委任状勧誘規制
第6章 投資信託および集団投資スキーム
Ⅰ 投資信託および集団投資スキームの経済的意義
Ⅱ 投資信託の仕組みと規制
Ⅲ 投資法人の仕組みと規制
Ⅳ 投資助言と投資一任
Ⅴ 集団投資スキーム持分の規制
第7章 不公正な取引の規制
Ⅰ 詐欺的行為を禁止する157条
Ⅱ インサイダー取引(内部者取引)の規制
Ⅲ 相場操縦の規制
Ⅳ 金融商品取引業者による不公正取引
第8章 法の実現 ─ 罰則・課徴金・緊急禁止命令
第9章 デリバティブ取引
Ⅰ デリバティブ取引とは
Ⅱ デリバティブ取引の例
Ⅲ 金融商品取引法上のデリバティブ取引の定義とは
Ⅳ 市場デリバティブ取引、店頭デリバティブ取引、外国市場デリバティブ取引
【事項索引】